今はそれ程釣れる川ではないが、かつては魚影の濃い川であった。
釣り仲間の植松氏からの電話で「 高瀬さん 凄い川を発見したよ。 」と興奮した様子で伝えられ、15年程通い詰めた。今からではもう35年も前のことである。
今でも年に1〜2回は通うが、渓相が素晴らしいので、釣果を度外視してキャンプを楽しんでいる。その当時は釣れれば小さいのを除いて、ほとんど持ち帰っていたが失敗であった。
「 川が枯れる。」まさしく岩魚のいない川は、この表現の通り寂しい川となってしまう。燻製にしたり、味噌漬けにしたり、知り合いに差し上げたりと馬鹿な事をしていたと反省しきりである。
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