2004年 カジカ釣り納竿会[鬼怒川]

 
[報告者] 瀬畑孝久

釣行日:2004/11/20〜21


 今年も最後の釣行イベント、カジカ釣り納竿会が、カジカの禁漁を間近に迎える11/20、21の両日に開催された。場所は、鬼怒川と大谷川出合の下流部である。参加者は、会員20名とその家族。

 皆が持参したカジカ釣りの竿は色々である。手製のさぐり釣り専用の竿やワカサギ釣り用のリール付きなど、皆思い思いに竿を手に河原へと向かう。さぐり釣りの仕掛けでイクラを餌に、岩の隙間にできた穴へと仕掛けを送り込む。すると”クククッ!”と穴の中へと引き込む鋭い魚信アタリが・・・。こうなると、もう大人も子供もない。全員が夢中となってしまう。しかし、今年は残念ながらカジカの数も少なくサイズもチョット小振り。
熱心にキャスティングの練習に励む齊藤大成クン
  暫くすると、河原で瀬畑雄三によるテンカラ教室が開催された。受講生は、テンカラを始めたいという宇賀神サンが連れてきた植野将行まさゆきクン(小6)と齊藤サンのご子息大成ひろあきクン(中学生)の二人。最初から翁手製の6.5bのテーパーライン、ハリスを入れると全長8bの仕掛けを使ってのキャスティング練習。さすがに初心者で8bは厳しかろうと、途中から私の5.5bのラインに交換した。それでも小一時間も練習していると全長7bのラインを飛ばせるようになってきた。大成ひろあきクンの父親の齊藤サンもかなりの釣りキチであるが、ご子息も中々の釣りキチのようである。二人は2時間近くキャスティングを熱心に練習していた。

 陽も傾いてくると、カジカ釣りのメンバーも焚火の周りに全員が集合。釣り上げたカジカも骨酒用に焚火の周りに並べられた。カジカは、唐揚でも美味しいが、やっぱり骨酒が美味うまい。


 その他に酒の肴は、日立の棚辺クンが持ってきてくれた鹿の刺身、野尻副会長が持ってきてくれたキノコ鍋などを美味しく頂きながら、山菜採りや釣り、そしてキノコと今年一年間を振り返って、深夜まで夫々それぞれに思い出話の花を咲かせていた。

 今回のカジカ釣り納竿会に、いつもは仕事で会の釣行に参加できない水野サン、稲葉クン、須藤クンそして稲垣兄弟とご家族も参加してくれたことが、とても嬉しかった。


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