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Fishing>2008釣行記 朝日連峰 三面川支流竹ノ沢釣行記 |
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朝日連峰 三面川支流竹ノ沢釣行記 |
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[報告者] 山路由洋
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釣行日:2008/8/29〜31
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メンバー:平江誠、齊藤敦、上田勉
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上田房子、寺尾一木、山路由洋
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(夢源)岡部勝昭、林勝之
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今年は8月中旬から全国的に冷夏となったために海の家では悲鳴が上がり、全国各地はゲリラ雷雨に見舞われ、最後は8月末豪雨と、う〜むこれも地球温暖化現象の影響なのか・・・。
シーズンも残り1ヶ月、今年も会の恒例行事となった三面川竹ノ沢釣行を決行することとなった。昨年は大雨に見舞われ、猿田野営場でキャンプとなったが、今年はどうかなぁ・・・?しかし、自宅を出発する前から関東地方は大雨、雷ビッカビカで、おまけに自宅は停電となり、今年もダメなのかな?間もなくすると、上田さんが到着し、平江さん、がっちゃんと共に奥三面ダムの車止めを目指し出発となった。途中、寺尾さんからすでに小国町に到着しており、雨は降っていないとの連絡が入る。よし!今回は突っ込めるかと密かに期待を抱き、末沢ダム手前の東屋にて全員集合となり、寺尾さんの持参したジンギスカンで到着を祝った。再度、今回の行程について皆で協議し、『とりあえず三面小屋まで行き、天候を見て先に進もう。』と決まり仮眠をとる。
周りも明るくなり、2台で奥三面ダムの車止めに移動すると、なんと!?雲の間から青空が見え隠れしている。『こりゃ、小屋先のテン場まで行くしかないね!』と全員一致し、再度パッキングをやり直す。今回は、2年前の竹ノ沢釣行に同行した『夢源』代表を務める岡部さんと、同じく山形支部長の林さんも参戦し、総勢8名のパーティーで出発となった。
出発早々、三面名物メジロアブが煩く付きまとうが、アブ対策を施したせいか、前回より少なく感じられる。はっきりとした林道を登山者に抜きつ抜かれつ小屋を目指すが、やはり避けては通れないのが最大の難所『平四郎沢の一本吊り橋』。手と足に全神経を集中し、暑さも吹っ飛びなんとか渡り終える。
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「今年はアブが少ないね〜。」と周りは涼しげな薄荷水の香り
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小屋前はピーカン、皆いい顔! |
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途中、キノコに目敏いがっちゃんはチチタケ、ウスヒラタケを次々と発見し、夜の宴会用にと回収する上田さん、しっかり役割分担が出来ている。(山の恵みに感謝です。)吊り橋を渡り終え出発から約3時間、青葉闇を抜けるとやがて三角屋根の三面小屋が見えてきた。ここでそれぞれ昼食を摂り、大休止となるが陽を遮るものがなく、火照った体がなかなか冷めない。休憩後は、背丈ほどもあるワラビの藪こぎに苦労し、見分けの付かない道を辿りながら約2時間半後、三面川本流に下り立つことが出来た。(ホントにお疲れ様でした。)
このところ、雨が続いたせいか、水量が若干多いようである。山道歩きでくたくたではあるが、竿を出しながら沢を上る。さすがは斉藤さん!ポイントごとに良型を釣り上げていく。約1時間沢を上り、天候悪化に備え、高台の道にテン場を構える事にした。
早速、テン場を造り終わると源流居酒屋の開店準備に入り、「良く此処まで担いで来たね!!」と言いたくなるほどの大量の酒、食材がブルーシートに所狭しに並び、皆で手分けして料理に取りかかる。今回は、「美味しいソーメン、ラーメンを食べよう!!」と平江さんと林さんが大鍋を源流に持ち込んできている。(重たいのにすいません。)今夜の宴はジンギスカン、地鶏の炭焼き、焼きビーフン等々、岡部さんの特製「夏野菜たっぷりカレー」、締めは平江さんの特製「白菜とキノコたっぷりコンソメ春雨スープ」と今夜も豪華な料理に酒が進む。林さんの「これうまいっすよ!!これホントうまいっすよ!!おかわりいいですか?」の連発に、皆の顔も綻び、今夜も上田さんのムーディーな未知との遭遇?LEDシャンデリアで雰囲気も盛り上がり、これまた酒が進む。暫くすると雨が落ち始め、テン場は雨漏れ注意報、焚き火は上に張ったブルーシートで何とか持ち堪えている。(やっぱし、焚き火はないとね〜。)『明日は、ダンブチまで行くぞ!』の掛け声に次々と就寝となった。
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疲労困憊・・お疲れ様でした
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水が多いよね・・
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支沢を探る釣り師その1
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あれっ、左手にはしっかりと・・
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無事テン場到着、ご苦労様でした
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『平江さん、F1はトップ行かせてね!』
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テン場も盛り上がり最高潮 |
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二日目、雨は降っていないものの肌寒く、夜半から降り続いた雨で水量も増えている様である。『取りあえず行けるところまで行こう!』と決まり、昨夜の特製カレーを腹に押し込み、出発となった。川通しも考えられたが、普段より水量が多いと判断し、杣道らしきを上か?下か?と2時間ほど辿りつつ、大滝の上に出たところで、沢に下りる。しかし、日差しがないため、冷たい沢水が体に凍みる。
なんとか以東沢と竹ノ沢出合いに到着し、皆で記念撮影。竿を出しながらの遡行となり、次々と皆で良型のイワナを釣り上げていく。なかなかピッチが上がらず、途中、しゃりバテとなり源流食堂にて豚骨・味噌・塩味ラーメンとゆかりのおにぎりで冷えた体を温める。
食後は、F1の大淵にて、ルアーの寺尾さんがスプーンで底に張り付いた尺越えのイワナを釣り上げる。餌釣りの岡部さんと林さんも尺越えを次々と釣り上げたところで、今回の竹ノ沢釣行は終了となった。帰りは、お決まり?のドンブラコで行きましょう!となったが絶対に泳ぎたくないと言う、がっちゃんは、フリークライマーばりのヘツリを披露し次々とクリアして行く。ドボン、ドボンと安全な処まで泳ぎ下り、後は行きに通った道を辿りテン場に戻るが、ここでも道を見失い、上に下にと移動を繰り返した為に体力を奪われる。
皆に疲労が見えてきた所で沢に下りる事となった。
むぅ?ここは・・、見覚えのある場所・・・赤テープ?
サプライズ!なんと、テン場の真下に出てしまった。おいおい!なんだよ!!と言いながらも皆で到着にホッとし、冷たい沢で汗を流した。
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以東沢と竹ノ沢出合いに到着
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『ハイ皆さん!ニッコリ!』
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『わざとじゃねーよ!自然にこうなあんだよ!』
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F1手前を真剣に探る釣り師その2
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腹が減っては軍はできぬ
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『ゆかりのおにぎりがラーメンに合うんだな〜』
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『いや〜ソーメンじゃなくてよかったよ!!』
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轟音と白泡を立てるF1
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F1を攻める釣り師その3
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尺を上げるルアーマン
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時にはあきらめも肝心です・・ |
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着替えを終えると今夜も営業!!源流居酒屋の開店準備に取りかかる。今夜はイタリアン??んぅ〜、グラッツィェ!チンゲン菜とハムのクリームスパ、チーズたっぷりミートソースペンネ、ペペロンチーニスパ、特製すいとん等、んぅ〜!ボーノ!!次から次と豪華料理が競って並ぶ。今夜は最終夜、それぞれが持ち込んだ酒をやっつけていく。今夜も雨漏り注意報、なぜか焚き火の周りに上半身裸の群れが出来ている。宴も盛り上がり、午前1時に源流ラーメン屋台の開店である。今回は斉藤店長が生ラーメンを持ち込み、平江さんがデカ鍋で一気に茹で上げる。今夜のトッピングは、錦糸たまご、チャーシュー、メンマ、ご自由に!!『いや〜、源流でこれ程のラーメンが食べられるなんて普段は思い付かないよ!!』今夜も、白い湯気の向こうに皆の笑顔が浮かぶ。
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『いらっしゃい、年中無休今夜も営業してますよ。』
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お世話になったテン場にて
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三日目は天気予報とおり天候が回復し、又来年チャレンジしますか!と皆で誓い、テン場を撤収となった。
今釣行は、残念ながら天候不良のためF1にて涙の撤退となったが無理は禁物、自然を相手に遊ばせてもらっているということを肝に銘じ、今後も楽しく遊びましょう。
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(やまじ よしひろ)
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