Fishing2010釣行記 2010 山菜 & Camp in 南会津
2010 山菜 & Camp in 南会津
 
  


 [報告者] 本宮 和彦
 催行日:2010/5/8〜9
 
 
 今年も寒く長い冬が終わりいよいよ新芽も芽吹き春の味覚を楽しみに毎年恒例の「山菜Camp」を楽しみにしていた。

 ところが、ところがである。今年は季節の進みが遅く毎年この時期であればコシアブラ、タラの芽、ハリギリと云ったウコギ科からウド、ウルイなど様々な山菜がメニューに並ぶはずが集合地の久川キャンプ場に着くも周囲の山々は木々に葉がついておらずとても寒々しい。

 既に何人かは到着しており早々と乾杯が始まっていた。私も近くの温泉であったまりその後再合流をしたのだが、その頃になると随分と人数も増え中にはウド、コシアブラ、シドケなどを採ってきた会員もおり何とかみんなで食べる分ぐらいは収穫できたようだ。

 調理もそこそこに参加者全員で乾杯と相成り、ここは高瀬副会長がまずは挨拶。

え〜・・・ 本日はお日柄もよく・・・



 そして、瀬畑顧問の音頭による乾杯!いつもは発泡酒がお決まりであったが今回の山菜Campを期に入会された江口さん夫妻が太っ腹にも沢山の”ビール”を提供していただいたおかげで華やかなスタートとなった。

にこやかに乾杯!


 そういえば参加予定の阿部、稲葉、山路さんの顔が見えないと思い携帯で連絡を取ってみるとどうやら随分遠くまで出掛けようだ。やはりデキル男たちはやる気が違うらしい・・・


ほんの一部ですが

コゴミを茹でてマヨネーズをつけていただきました

寺尾さんが採ってきた春シメジ



 調理開始とばかりにやんややんや採りたての山菜料理が始まった。

 小池さんのコシアブラ・ウドの天ぷらに始まりコゴミのマヨネーズ和え、シドケのおひたしetc・・・
江口さん提供のビールも手伝ってか随分と箸がすすんでしまった。

 

小池さんと川嶋クン
やはり普段からやっていると手つきが違うものです

名物!小池さんの山菜天ぷら

     
   粉の溶き方に拘りがあるようです

 
左から今年入会の野口さん、鹿野さん、稲垣(兄)さん、宇賀神さん

瀬畑顧問と今年入会の江口さん

     
   あれ?誰とお話し中ですか??

 
     
   夕闇せまると自然に焚火に集まりだします

 


 夜も更けてくるとやはり冷え込んできた。ここは寺尾さんの採ってきた春シメジを入れたうどんが体を温めてくれる。
山菜のほろ苦さと相まってお代わりしたくなる旨さであるが、まだまだ夜は長い。次第にビールから焼酎、ウイスキー、日本酒と次々に飲みけれないほどのアルコールが出てきた。
焚火のほのかな明かりに自分のカップに入っている酒が分からなくなり気が付いたらウイスキーの日本酒割りを飲んでいたようだ。

 
赤々と燃える焚火

夜はとても冷えました



 翌朝は快晴に恵まれ昨夜の残りでコシアブラごはんで朝食。朝寝坊の私は釜の下にこびりついた残りをかき集め辛うじて朝飯抜きを免れた。


翌朝は快晴!

   来た時よりも美しく

 
     
キャンプ場の片隅に咲くカタクリの花


 食後はめいめい好きな時間を過ごし、後片付け。
焚火を燃やし切りフライシートを畳んでいる時ふとキャンプ場の片隅に咲くカタクリの花を見つけた。

「やっぱりまだ早かったなぁ・・・」
とつぶやきこの後どこかで山菜でもと思っていた自分の心に区切りがついたような気がした。


 今年入会された野口さん、江口さんご夫妻、鹿野さんご夫妻。ご参加いただきありがとうございました。山菜は豊作とはいきませんでしたが秋のキノコに期待しましょう!。





(ほんぐう かずひこ)
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