小池さんと10時に待ち合わせ場所である宇都宮会館駐車場へ向け、6時に自宅を出発。道路が空いていたため、(とばし過ぎ?)　予定より大分速い7時30分に到着、車内でしばしの休憩をとる。程なく、小池さんも到着、カヌーを載せるため高瀬さん宅へ向かう。30分かけて40Kgのカヌーを載せ10時30分出発、小鷹会長との待ち合わせ場所である矢木沢ダムに14時無事到着。この時間なら今日中に、目指すバックウォーターにテン場を設営できるためカヌーを降ろしにかかる。

　しかし、問題が発生。昨年から矢木沢ダム管内での沢泊まり、駐車場内でのキャンプが全面禁止されていたのだ。更に、ゲートがダムサイト、下流の橋の手前にそれぞれあり、朝は、下流が6時、ダムサイトが6時30分に開き、夕方は、ダムサイトが18時、下流が18時30分に閉まる。この区間にゲートが閉まっている時間に駐車車両があると遭難とみなして警察に捜索要請をするとのこと。間もなく小鷹会長も到着、どうするか話し合うが、手漕ぎのカヌーでは、一番近い沢でも片道2時間以上掛かるため矢木沢ダムを諦め楢俣ダムへ向かう。

【２日目】

　それぞれ6時頃起き出してきて、夕べ焚いておいたご飯と残り物の天麩羅で朝食をとり、楢俣ダムへ向かう。

　カヌーを降ろし終わった頃、管理人が到着、駐車料金を支払い後、一番近い大石沢へ向って前を小池さん、後を高瀬さんがカヌーを漕ぐ。30分位でバックウォーターへ着く。思ったより水量が少ない。足跡もすごく多い。500mほど釣り上がった。だが高瀬さんの毛鉤に15cm位の岩魚が2匹アタックしたのみ、これ以上釣り上がっても釣果が望めそうにないため戻ることにする。

　この沢での唯一の魚は会長が釣った婚姻色が綺麗なオイカワ(やまべ)のオス1匹であった。


　さらに、オールを漕ぐこと20分で楢俣川のバックウォーターへ着く。下流はハヤが多そうなので30分道を歩くことにする。1本目の橋の上流200mの所に降下点を見っけ川へおりる。餌、テンカラ、フライと4人で交代で釣り上がるがアタリがない。淵と深瀬の連続でよさそうに見えるが底が岩盤のためか、釣り人が多いためなのか兎に角アタリがない。1時間ほど釣り上がったところで小池氏のテンカラに強烈なアタリ、45cm(高瀬さん談)はありそうな岩魚だ。10分程やり取りをしていたがバレる。タモを持っていたらと残念がっていた。私も離れていたためビデオを撮れなくて残念。

　その後、1時間釣り上がり、小池さん、高瀬さんが8寸を1匹ずつ釣ったが放流、会長と私には全くアタリ無し。さらに、2本目の橋まで釣ったが４人供アタリ無し。


　ご飯を炊き昼食をとった後工事用道路をバックウォーターまで戻る。帰りは向かい風のため1時間２０分かかって駐車場へ戻ってきた。小池さん、高瀬さん往復のカヌー漕ぎご苦労様でした。テン場へ戻り、冷たいビールで一杯。どうしても岩魚が食べたい小池、高瀬さんの要望でテン場脇を流れる木の根川へ堰堤下流を私、上流を会長が入る。夕まづ目であったせいか8寸を私が３匹、会長が２匹の釣果を得た。3匹を天麩羅に、2匹を刺身に酒の肴ができあがる。残っていた鶏肉もから揚げにして2日目の宴会が始まった。その後は、1日目と同様に各自のペースで就寝。

【４日目】

　7時、カレー味の蕎麦、ソーメンで朝食、片付けをして8時にテン場をあとにする。途中、水上町の町営温泉で３日間の汗を流し帰路につく。


　※  このテン場は、快適であるが人相の悪い車上荒らしと思われる、2人組が這回しているので注意されたい。