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Fishing>2012釣行記 三面川支流竹の沢釣行記 |
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三面川支流竹の沢釣行記 |
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[報告者] 平江誠
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釣行日:2012/8/31~9/2
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メンバー:上田勉、寺尾一木
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平江誠
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8月31日(金)三面ダム駐車場到着
5時珍しく入山祝いもせず、そそくさと着替えを済ませ朝飯を食らう。荷物の点検を終え、入山届けを記載し登山道を歩き出す。(6時)
今日も天気は快晴で、ひたすら登山道を歩くには荷が重い。最大の難所“一本つり橋”を渡り終え安心して三面小屋で大休止とする(8時30分)
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今回のルートは、道陸神峰経由の山越えでダンブチ沢左岸の尾根を下降し竹の沢へ降り立つ予定であるが、早速の急登に息も絶えだえとなる。頂上まで残り3分の1となった処で飲み水が無くなった寺尾氏が熱中症でバテバテ状態となり、頂上近くの非難小屋脇にあるという水場へ確認に向かう。
200cc/毎分の水量の雫をシェラカップに汲みペットボトルに移し、なんとか飲み水を確保した。上田さんと二人で寺尾氏のザックを運び上げ、なんとか全員避難小屋へ到着となった。(15時)
温いビールで乾杯し、そのまま宴会となる。その夜は焚き火も無かったが意外と快適な夜を過ごすことができた。
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9月1日(土)非難小屋出発(8時30分)
煮炊きは面倒なので、昨日の余りのおにぎりとパンで朝食を済ませる。ピークまでは10分程度で到着。そこから北へ伸びる尾根を下降するため、藪を掻き分け進んでいく。途中尾根が二分し、右側の尾根をダンブチ沢を見ながら北東方向へと進む。傾斜の少ない尾根を選んだはずなのになぜか尾根先端が切れていたり、90度近い急斜面を潅木に摑まりながらずり落ちたりで、ルートに関してはいまひとつ納得がいかない。何度か尾根を巻き返すが、その度に同じ状況となる。意を決してひたすら下降しなんとか竹の沢本流到着を目指すが、腹が減ってきたので滝の頭で早い昼飯(卵とにら入りラーメン)とする。(10時30分)
そこから小一時間でなんとか本流目前までたどり着き、懸垂下降でやっと本流に降り立つことができた・・・が現在位置がいまひとつ不明のため、テン場を探しながら本流を遡行する。するとダンブチ沢と思われる小沢対岸に快適な砂地を発見。天気も安定していることからここをテン場と決定。薪を集め、タープを張り終え、ソーメンを食べた後いよいよ上流へ釣りに向かう。(13時30分)
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最近人の入った形跡は無く、入れ食いは間違いないとの予想であったが、思いの外水温が高く、最高のポイントにも関わらず岩魚の姿は全く見えない。竿を出すもあたりは一向になし。残地ハーケンを頼りに10m懸垂後、2筋の3m滝で納竿とし、テン場へ引き返す。その夜も毎度の如く、盛大な焚き火脇にて不覚にも撃沈となる。
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9月2日(日)テン場撤収後出発(8時45分)
昼飯用に弁当を拵えて、朝酒も飲らずに真面目に出発となる。本日は、不明瞭な山越えを避け、竹の沢から三面本流を泳ぎ下り杣道を辿って帰る予定だ。竹の沢F1到着が9時40分頃、この調子で行けば意外と楽に帰れそうな予感。三面本流出合いの以東沢にて竿を出す。以東沢では水温が低く待望の岩魚の姿を見ることができたが、技術不足により釣り上げるまでには至らなかった。
渇水でかなり水量が少ない三面本流の巨岩帯を泳ぎ下るが、滝に出会う度に巻きかドボンかを慎重に見定めながら果敢にアタックを繰り返す。かつてテン場とした場所に到着後、そこから杣道を辿るがすぐに道は消失、40分をかけてなんとか本流へ降り立つ。(進行距離100m程度)再び泳ぎくだり、ハヤ止めの大滝まで辿り着きなんとか右岸に取り付き杣道に合流する。(14:00)
ひたすら杣道を歩き、三面小屋到着15:00、駐車場着17:30
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今回の道陸神峰からのルートはかなり危険と思われます。チャレンジの際はザイル及び下降器具必携のこと!
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(ひらえ まこと)
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