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Fishing>2013釣行記 早出川支流割岩沢 |
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早出川支流割岩沢 |
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[報告者] 本宮和彦
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[写真] 本宮和彦
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釣行日:2013/9/21〜23 |
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メンバー:上田勉、平江誠、本宮和彦
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「あっ、本宮です。平江さん、今度の3連休で早出に行きませんか?」
一本の電話で始まった今回の釣行。
私が今年の目標の一つに掲げていたのが割岩沢へ行きジッピを泳いで抜けてみることであった。
様々な記録を目にするとその奇岩で形成されたゴルジュに辿り着くだけでも日程、メンバー、そして天候に恵まれることが大切であることは承知していた。
上田さんとの日程調整が先につき後は平江さんの返事待ちであったが出発の4日前に参加連絡があり必要事項の2つはクリアした。後は天気だけか・・・
当日、車止めとなる一俣沢車止めに着くと既に入山していると思われる車が一台あるのみで他には誰もいない。
夜半の宴会を済ませ仮眠を取る。 目が覚めると既に何台かの車が。
画家であり源流マンの南谷さん一行、梁山泊の方々と挨拶を交わしとそれぞれ3日間のルート確認。
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車止め出発
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一俣乗越しすなわち山越えである。
辿道はあるものの所々不鮮明であるがそこは通いなれた上田さん、スイスイと進んでいき先行の南谷さんたちに追いつき全員で大休止。
ようやく尾根に辿り着きここからは一直線に早出本流へ向かって転げ落ちて行く。
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途中、見晴の良い場所で大休止
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稜線間近の沢
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南谷さんチームのさやちゃん
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虚空蔵鼻
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本流に降り立ち下流へ約1時間ほどで割岩沢との合流点にテンバを取る為、荷を下ろす。
ここまで6時間程、まあまあ疲れた。まだ時間も早いので本流下流部へ釣りに出かけてみたがどうも水温が高いせいかイワナたちは岩陰に隠れてしまったようで釣果のないままテンバへ戻ることにした。
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早出本流
二条の滝
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少々渇水気味です
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泳ぎも交えながらテンバを目指します
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坊主へつりでの平江さん
本当にへつってきたので、これぞ正しく???
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薪に灯がともるといつもの宴会が始まる。上田さんビールを沢山担いできてくれたおかげで乾杯が華やかだ。
翌日の予定もあるので今夜は早めに就寝。とは云え紅白歌合戦の後、焚火のそばで私は撃沈してしまいました。。
2日目はいよいよ割岩沢をジッピ目指し遡行開始。
いつの間に先行されたのか真新しい足跡が続いている。私の中では今日に限って釣りは二の次、足跡は気にしない。
左岸からの小割岩沢を見ながら泳ぎを交え深場を越えていく。
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朝一発目の泳ぎ
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ゴルジュ主体の沢なので雨が降ったら一発でアウト
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上田さんも嬉しそうです
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岩の上で暖を取りながらの遡行
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夕沢を越え渓も開けており両岸のスラブは圧倒の一言である。もう泳ぎは気にならずどちらかと云うと泳いでいる方が多くなり、気温もさほど高くないため寒く感じる。しかし、岩盤で形成された沢である為、岩に横たわると暖かくなんとか体温を回復しながら遡行を続けた。
「おぉい!着いたぞ!!」
上田さんの声に顔を上げると今まで開豁であった割岩沢が忽然と行き止まりを迎えているように見える。
正確にはそれくらい狭く小さくなって私のことをジッと見ているようだった。
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遠くから見た割岩沢 ジッピ
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静かに佇んでいました
まるでジッと私を見ているようです
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昨夜の宴での約束通り私が一人で泳ぎ切ってみたいと思い、カメラを平江さんに預け流れの無いジッピの割れ目を泳ぎ始める。ゆっくりじっくり泳ぐつもりがいつしか一生懸命泳いで何とか早く抜け出したい気持ちが大きくなった。
出口が見えるとそれが本当に出口なのか疑心暗鬼になった。このままどこまでも暗い溝の中を泳ぐのではないか。
後から来た2人と程なくゴールを迎え寒さに震えながら陽の当たる場所で火を熾しラーメンを作る。
歯が噛み合わなかったが冷えた体にはとても旨いラーメンだった。
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作り笑顔の私
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念願の一人ジッピ
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スイスイと泳いでいますが心中穏やかでは・・・
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抜け切ってジッピを振り返る
日が差し込んでいますが、それでも底は深く淀んでいました
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雲はしきりに早く流れている。
帰路はジッピを泳ぎ下り、滝を飛び込み、河原は走るように駆け降りた。
テンバに着いたのはもう夕暮れ時、3人の顔は日に焼けて少々皺が増えたように感じたが充実した1日を物語っている。
最後の宴は寝る間も惜しみ、秋の唄に酔いしれる3人を早出の月影はいつまでも照らし続けた。
そういえば釣りの話はどうしよう・・・
まぁ、当の本人たちの顔を見れば分かるのではないでしょうか。
また、同じメンバーで行きたいと思っているのは私だけかな???
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笑顔の平江さん
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笑顔の上田さん
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そして
笑顔の私
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(ほんぐう かずひこ)
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