誰かに先をこされないようにと夜のうちに待ち合わせて、車止めへ向かった。もう梅雨入りしたのか天気予報は見るたび　に変わってるけど今回釣りで雨あったことないと言う晴れ男が2人も。

　　プチ源流参加者は、リーダー栃木の阿部さん 食担山路さん 上田さん、晴れ男の本宮さんと山家さん、三瓶の6人で本　　宮さんのとっておきの沢へ。

　　車止めにタープを張るととても快適で、ここをテン場にするかと、冗談を言いつつ前夜祭が始まった。
　上田さんが、採って来た山菜料理を肴に夜更かしをしてしまう。

　　起きるとすでにみんな準備が終わっていてタープを手早く片付けると2日間の沢キャンプに出発です。

　　　プチ源流に負荷をかけるために？皆さんのザックは、パンパンに詰まっているようで、重そう

　　今年は、雪が多く雪渓が沢山残っていて溶けた所からウドやウルイ、コゴミがでている.。

　　テン場につく頃には、ビニール袋一杯の山菜を阿部さんがとっていた。2時間ほどで着いたテン場は、平で高く伸びたブナ　に囲まれていてシートを張るだけで快適な一晩のやどが、完成した。

　　雲っていた空もいつの間にか青空になっていた。ビールを冷して入山祝いの乾杯をしてから。
　さらに釣れる上流へ竿と昼食を持って釣り上がることに。

　　釣れたら交代でにプレッシャーを感じながら竿をふると岩のかげからまっすぐ毛鉤めがけてイワナが泳いできた。ラインが動いて合わせると黄いチビイワナちゃんがかかってくれた。

　　上流は、魚も多くサイズも良くなってくる。一人一匹以上の釣果もあり人数分の形のいいイワナも釣れる。

　　　お昼は、そうめんと山路さんが、器用にさばいてくれたイワナを刺身にしていただいた。
　

　　テン場に着くころ雨も本降りにもう飲むしかないかと早くも宴会が始まる。

　　重そうだったみんなのザックからは大鍋にフライパン  大量の酒。

　　　　　軽量化とは無縁なんですね・・・

　　釣りと同じくらい楽しみにしていた上田さんの焚き火が囲めなかったけど、雨よけに新聞紙を乗せるとモクモクと煙を出し　ながら朝まで、あたたかく燃え続けていた。

　　翌朝早起きして朝食の準備。

　　本宮さんはテンバの前で小さいイワナを釣り上げていた。

　　後片付けもみんなで済ませ寂しいけど撤収です。

　　帰りは雷に背中を押されるように車止めへと急ぎ、最後の急な坂を上れば車止めに到着です。

　　山菜とイワナと焚火の３拍子が揃ったこの沢へ来年もまた来ようかな。