Fishing2016釣行記 2016 解禁釣行
2016 解禁釣行
 
  
[報告者] 齊藤敦
釣行日:2016/4/2
 メンバー:林出政治、齊藤敦
 
 落ち込みを狙う林出さん さて釣果は
   答えは 最後にあります
   ア 見事8寸岩魚をゲット
   イ 餌だけ取られて大物を逃がす 
   ウ 何も起こらない



 やっと年度末の慌ただしさから解放されつつあるこの時期、自身の今年の解禁を数年来通い続けているお気に入りの沢に決めるお気に入りと言ってもどこも雪で埋まっていて竿を入れられるところなんて近郊では殆ど里川でお気に入りの理由は里川に近いのだけれども比較的人臭さがないのが理由。


 この辺りは家から近いこともあって若い頃は出勤前に3日と開けず釣りまくり、当時使っていたなんちゃってテンダー山女籠に入り切れないほどの岩魚を持ち帰り、冷蔵庫は所狭しと岩魚が占有し、ひんしゅくをかったものである。



 最近も松の下に生えると言う不思議なキノコを探して界隈を徘徊しており、昨年などいつものシロに着いたところその壮観さに手を掛けるのももったいないような気分にもなり、暫し眺めていたものである。ここはそんなお気に入りフィールドが集中するゾーンの北の外れに位置する。



 やはり、今年最初の渓流釣りとあってはやる気持ちもあるが、この歳になっては解禁の釣りと言っても前夜から車止めで場所取りをして先行したの、されたのと言うのはもう通り過ぎてしまった。要は山の空気と沢水に触れて焚火のそばで美味い酒が飲めて「あー、今年も始まりだー」と言うのが実感できれば十分。もちろん、釣りに来ているのだからイワナがないと寂しいのは当たり前にしても2つ、3つ釣れたなら、「これで解禁も良い釣りができたな〜」で二重丸。


 向かう林道の途中には殆どと言って良いほど雪がなく、いつもはカンジキを履いて足を取られながら「もう勘弁、早く竿出したいよ〜」となるが、あれよあれよと車は先に、そうしている内に今までこんなところまで車で来れたことがない林道の終点まで入れてしまう。実はここからだとちょっと釣る区間が短いのだけれど歩かなくて良かったことを考えれば贅沢も言えない


 早速、ブドウ虫を付けて釣り開始。でもいつもなら渡渉や側壁をへつるのに難儀するところもあるのに水量も例年の半分以下、斜面の転げ落ちたら無事では済みそうにない雪の斜面も全然なく、いつもは埋まっている足元の杣道がそのまま使える。また、水が出ないせいか砂が多く、随分と平川になってしまったよう。当然、ポイントも淵に限られ、竿を持って歩いている時間の方が長い。

 
 でも、さすがやはりやる時はやる男、淵の流木と小枝を掻き分けて芸術的ピンポイント釣りで見事、3匹のお魚ゲットです。そう大きくはないが、気候のせいか、もうサビの取れたきれいな魚体です。初物なので有りがたく頂戴し、ほぼ1年振りに美味しく塩焼きでいただきました。(合掌)








   あまりも雪がないのでコゴミなんかあったら、とそれらしき場所に目をやりますがさすがに無理なよう、例年なら丁度良い時期のフキノトウは花が咲き始まっています。来週の会の懇親会の天ぷらの具にいただきましょう。

 あとはお決まりの焚火とビール、そして蕎麦を茹で今年の釣行をめぐらせ、解禁釣行が目出度く終了です。





   【質問の答え】  
 
      
 ウ 何もおこらない

     でここでいつもの会話が

      私: 「な〜んで?1級ポイントなのに〜」、「アームなまったんじゃね―の?」

      氏: 「あ、最初からなまるほどのアームね〜か、そかそか」


(さいとう あつし)
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