Fishing2017釣行記 朝日の渓は増水で 明日は帰れないかも[朝日連峰 三面川支流]
朝日の渓は増水で
明日は帰れないかも
[朝日連峰 三面川支流]
 
  
[報告者]鈴木啓之 
釣行日:2017/7/15~17
 メンバー:小鷹哲、齊藤敦、寺尾一木、
 土屋秀樹、鈴木啓之
 
 
 
 
 

朝日連峰三面川支流に行ってきた。当初の目的は三面川本流を詰め上がる予定であったが、何分天気予報が悪化傾向なので安全第一で行き先転進となったわけである。


 車三台に分乗して、集合場所の林道駐車スペースに三々五々と集まる。拙者は深夜最後に到着したので皆就寝中であった。入山祝いは軽く飲んで寝た。明るくなってから出発、山越えして入渓する予定だ。


出発前、酒が残ってる様子はなかったが・・・


 登りでは傾斜きついせいかペースが上がらず、皆昨夜の入山祝いでは相当飲んだようだ。「ま、しゃーんめい!」ということで、亀の子ペースで地道に登る。稜線に着いて一本(いったい何本目?笑)取る頃には大汗かいたせいか、ペースが上がり下りは良いペースで下降となる。


途中でウスヒラタケを見つけ食材ゲット!



山越えの途中で大休止中。口だけは休まずダジャレ連発!







 急傾斜の下降をこなし大汗をかいた。入渓して沢に浸かって、水分補給をしてクールダウンする。今日の核心部を終えたので一安心。大休止の後、沢を歩いて幕場まで行くだけだ



無事入渓、沢に浸かって汗を流し幕場に向けて出発!


沢は平水より水少なめ




 幕場に着いたら、場所の清掃・薪集め・タープ張りとテキパキと作業を進める。泊まりの準備が出来たので、滝まで釣りに出かけることにする。この辺はだいぶ釣られているせいか、魚影は薄かった。適当な時間で皆は幕場に戻る。拙者は滝壺で大イワナを狙うが、ゆうゆう泳ぐだけで、まったく食い気が無い。


 あきらめて戻ると、すでに宴会が始まり次々と料理が出来上がっていく。いつしか大宴会となり、〆は特製焼きそばで満足の沢飯であった。


一日目、おかずが沢山あって腹一杯。米が減らない   

宴会して焚火でまったり、良い気分









 二日目は、魚留め滝まで行く予定で出発する。ゴルジュに入り、淵を巻いてクライムダウンするところでプチ懸垂下降の練習をする。


 交代しながら釣り上がると、ここは大物がいるとの淵で釣らせてもらう。

 巻いている水流にのせて流していると当たりが!合わせるとガッンと良い感触。淵に潜られないように浅瀬に誘導して空気を吸わせたら早めの勝負、引き寄せて手元に納める。今回は大物仕掛けで通しているので、安心して釣り上げることが出来た。謝!



 今回の目標達成出来たので納竿し沢歩きを楽しむ。雲行きが怪しくなったので、河原で早めのランチをしていると雨が降り出す。これは雲行きが悪いので引き返すことになった。途中で雨が治まったので、プチ水トレをして、ウルイとウスヒラタケを採って幕場に戻った。



いい感じの淵


40オーバーが出たゴルジュの風景





狙っていた大イワナ42cm釣り上げました、自己新記録!!

 「ああ、来て良かった」



     
  皆釣り上がって行く! 


 
     
  ゴルジュが開けたところ 


 
     
  ウスヒラタケ見つけたら・・・即収穫!


 
     
   懸垂下降訓練を行う

水に浸かってレンズ雲って、スンマセン!


 
 
     
 

河原でランチ!ラーメンいただきました

その後、雲行きが怪しくなり惜しくも撤退、でもこの決断が大正解 

 
     

 釣りから帰り、指令により拙者は刺身用のイワナを釣るべく下流に向かう。   

 幕場周辺は釣られているせいか、小さいイワナ2匹しか釣れない。これでは帰れないと粘っていると、雨が降り始め、徐々に土砂降りになる。すでに濡れているので、気にせず釣っていると、沢の増水が始まる。今日はここまでと幕場に戻るべく沢を登る。





 戻ると幕場では、宴会が始まっていた。戻りが遅いと心配かけたようだ。増水してきましたと報告し、河原で片付けしていると沢が濁りはじめた。
 

   これはヤバイと、皆で荷物をタープ内に引き上げ、荷物の流失は無かった。

 


   釣りから戻って僅かで増水が始まり、さっきまで河原だった所が10分で見えなくなる。

みるみる増水、この後も一晩中大雨が続いた、川幅があったので増水は1〜2mで済んだようだ。


 
   
   雨でレンズも曇る湿気でも、宴会は楽しい


 
     
   二日目のおかずの一部 齊藤シェフ謹製 まいうー!

左から ヒラタケ、ミズ炒め 岩魚の刺身オクラ和え ナス揚摺り玉ねぎ和え



 


 
水位の警戒を怠らないように気を引き締める。日が暮れても雨は降り続く。タープからは暗くて水位が見えなくなる。

 大宴会は斎藤シェフの料理に舌鼓をうちながら滞りなく進む。手造りベーコンも美味かった。


 夜も更け酒が大分入ると歌合戦となり懐メロ連発、さすがに撃沈しシュラフカバーに潜り込み爆睡する。


 深夜になり、尋常でない雨音で目が覚める。ここからは時々沢の方をライトで照らし、水が見えたら避難すべく見張りをする。土砂降りの雨がこんなに続くのは珍しいと思っていると、皆も起きだした。


 しばし皆でタープの雨対策をして、また寝る。しばらく様子を見ていたが、第六感が大丈夫と言ったので私も寝る事にする。



幕場を綺麗にして集合写真




 昨夜の増水が見事に引いた。

    今回も楽しく遊ばせてもらいました。ありがとう!



(すずき ひろゆき)
BACK HOME TOP
                          Copyright (C) 2005 utsunomiyakeiyukai. All Rights Reserved.