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Fishing>2017釣行記 朝日の渓は天気晴朗なれど道険し! |
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朝日の渓は天気晴朗なれど道険し! |
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[報告者]鈴木啓之
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釣行日:2017/9/8~10
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メンバー:齊藤敦、平江誠、寺尾一木
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神山大典、鈴木啓之
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朝日連峰三面川支流に行ってきた。初日は雨予報であったが強力な晴れ男が居たようで、三日間とも雨パラも無い最高の天気であった。車三台に分乗して、集合場所の林道駐車スペースに三々五々と集まる。深夜に到着すると平江隊員が到着しており、合流して入山祝いは軽く飲んで寝た。空が白み始める頃、齊藤シェフも到着した。
少し仮眠をとって明るくなってから出発、山越えして入渓する予定だが、今回は幕場まで山道通しのダイレクトルート行くとの事。道あり藪漕ぎ無しなので楽勝とのことだった。20mテープあるのでロープ不要とのことで、置いていったのが後々苦労することになる。
一日目は、道路脇から沢に降り、いきなり胸までの徒渉をして入渓する。水は平水で河原を平和な感じで遡行するが、気温が高いせいかメジロアブがまだ結構居る。途中から尾根に取り付き、いきなりの急登を登る。息が上がってペースが上がらない。朝一だしどうも寝不足で体調不良らしい。一汗かいたら調子がよくなって良いペースで痩せ尾根を登る。
途中からダイレクトルートに行くべくコースアウトして稜線に向けて薮漕ぎが始まる。藪漕ぎ無しと聞いていたが、なんか道は不鮮明なんですけど?話しと違うな〜と思いつつ、稜線を進む。このあたりかなという所で鉈目とピンクテープを見つけ、GPSで降り口の確認をする。この尾根を下降し途中で二俣に分かれるので左の支尾根に入るコースを行けば幕場に出ると検討をつけ下降開始。途中までは踏み跡があったが途中でロストし左の尾根伝いに下る。しかし左に行き過ぎたようで尾根が無くなり急斜面の崖を下ることになる。グズグズの涸沢を灌木にぶら下がりながら降りるが途中から枝も無くなる。ここはロープを出すとこだけど無いのでフリーで行くしかない。齊藤シェフと平江隊員の奮闘により水のある枝沢になんとか降り立つ。ここもロープがあればもっと楽に下れるなと思った次第である。そして巻けない滝はテープを使って懸垂下降3回をこなして本流に出た。本流を下降し陽もだいぶ回ったころ幕場に無事到着する。
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鉈目が目印だったのだが・・・文字が違うような?
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途中の見通しのきくところで現在地を確認する
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グズグズ斜面を下降して降り立った枝沢
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無事本流入渓、沢で汗を流して幕場に向けて出発!
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幕場に着いたら八ちゃんのお参りをして線香をあげる。場所の清掃・薪集め・タープ張りとテキパキと作業を進める。泊まりの準備が出来たので、まずはビールで乾杯!みんなヘロヘロで釣りに行こうとは誰も言わない。
焚火を起こして、めいめい車座になって宴会がはじまる。摘みはザックから直ぐつまめるもので、枝豆・チーズ・カラムーチョ・みそニンニク等々。いつもながら酒と摘みは豊富である。いやはや初日から大冒険になっちまったなぁ!と無事の到着を祝って、また乾杯!と酒はすすむ。
お腹も膨れて落ち着いた。拙者は目の前に手つかずの沢があるのに竿を出さないなんてとふと思い、目の前の沢で竿を出すとイワナがヒット、気を良くして沢を少し下ると、イワナヒット!両方ともちびなのでリリース。大典くんは上流に行ってバンバン釣ったらしい。もどると宴会も最高潮で、美味い沢飯に舌鼓をうちながら初日は更けていく。
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宴会がはじまり落ち着いたとこ
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食当の齊藤シェフ俄然いそがしくなる
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ブロッコリー&アンチョビのマカロニパスタ
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フランクとタマネギの炒め物
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シシタケの炊き込みご飯とヒラタケの味噌汁
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二日目は、二班に分かれて左の沢と右の沢に向かうことにする。14時30分をタイムリミットで戻るとし、拙者は平江隊員と右の沢の入る事になり出発。ゴルジュを下降して右の沢に入ると渓相はゴーロで平瀬が多い。
ポイントポイントでイワナは釣れるが、魚影はそれほど濃くはない感じだ。刺身サイズのみキープして遡行しながら釣りを楽しむ。8〜9寸は釣れるが尺イワナは居ない感じだ。
こんなものかと進むと、足下の浅瀬をデカいイワナが走る!う〜ん残念と思いながら、なんてことない淵で竿を出すと、ガッンとヒット!06ラインなので、テンションを掛けすぎず、岩に潜らせず慎重にやり取りして、丁寧にゴーロまで泳がせ砂利床に釣り上げる。自己記録更新の45cmの大イワナでした。
途中でラーメンとイワナの刺身でランチをして頃合いで戻る事にする。
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二俣右側の沢
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く釣ったイワナをキープしていく
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ラーメン仕込中
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目の前の沢でイワナを釣ってズケで頂く
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大イワナ45㎝を0.6号で釣りあげる
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枝沢の滝。ここでもイワナを釣る
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スラブの沢床になる
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いい感じの淵
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戻って薪を集めて焚火を熾し片付けをする。着替えをしたら、とりあえずビールで乾杯。これが美味いんだ!ほろ酔いでまったりしていると、左沢の班も戻り、さすがイワナやキノコと食材はきっちりゲットしてきている。改めて乾杯をし、いつものように大宴会となっていく。今日は皆元気ハツラツなので深夜まで飲んで、食べて、歌ってとブナの森を堪能するのであった。
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もどって宴会開始!
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イワナのべっこう寿司仕込み中
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イワナの卵のヅケ
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イワナ骨酒用に焼き枯らす
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錦糸卵入りイワナの櫃まぶしに山椒をかけて
ん~たまりません
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イワナのべっこう寿司
二日目のおかずの一部。齊藤シェフ謹製。まいうー! |
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三日目は帰るだけだ。いつものように荷物をまとめたら膜場を綺麗に掃除して撤収する。帰りは沢を下降してからのゼンマイ道のノーマルルートで帰ることにする。それでも急登は、息を弾ませながら休み休み登る。ここは、すばらしい渓と幕場があるが、遠いのだけが難点である。
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幕場を綺麗にして集合写真。きょうも良い天気だ!
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(すずき ひろゆき)
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