Fishing2017釣行記 岩手県某沢釣行記
岩手県某沢釣行記
 
  
[報告者]高瀬賢一 
釣行日:2017/9/7〜10
 メンバー:高瀬、渡辺
 
 
 
 
 
 
 今年この渓を2度訪ねる事ができた。

 一度目は七月、帰る日に豪雨にたたられて濁流と競争し、からくも増水の前に川を横切ることが出来帰り着く事が出来た。行くときは四時間半かけて歩いた道を、帰りは二時間半で戻り難を逃れたが、決断が遅ければ山の中でもう一晩野営する羽目になるところだった。

 土砂降りの雨の中をひたすら小走りに戻り、川を渡りきって振り返るともう茶色い水が押し寄せて来ていた。
  (年は取ってもまだまだ逃げ足は速いようだ。)


 しかし一度目の釣行では何と林道が崖崩れで通行止めになっていたようで、我々が入渓する前日に開通したようだ。(つまり今年は我々が一番乗り。)当然のように爆釣を体験、山の神様に感謝、感謝のてんこ盛り。





     
 

 
 




 九月の二度目の釣行では それまでの土日がずっと雨で入渓者がいなかったようで、今回も爆釣、山の神様に感謝、感謝のてんてんてんのてんこ盛り。

 前回の反省からナタとノコギリを使い、道を少し切り開いて通り安くしておいた。これで逃げ足のスピードに拍車がプラスされただろう。(毎回少しずつ切り開いている。)それに今回は林道の状態を林野庁に問い合わせ、通れる事を確認したうえでの入渓とした。更に前回の反省から荷物の軽量化も図り、一キロ以上軽く出来たように思う。





  


 年寄りが山に入るにはあれやこれやと努力が必要であると認識している。今回はナベちゃんとの二人旅、
エグッちゃんがいないのは寂しい限りだが、釣も野営も堪能出来たように思う。






     
     


 ナベちゃんも前回よりだいぶテンカラの腕も上がり、かなりの数を上げた。

  何となくコツをつかんだのかもしれない。












 特筆すべきことが一つ、天場を目指す途中、休憩していると地元の釣師の三人組に合う。挨拶を交わし名前を伺う。その後 渓游会の事務局へメールを頂いた。お名前は金野様とうかがった。フライ釣をされている方たちで、来年は是非一緒に釣行したいと希望している。

 返信のメールを送ったが届いたかどうか自信がない。(届いていれば是非返信を下さい。)





 しかし九月と言うのは禁漁を控え、山も夏の勢いが少し陰り、草花も少しおとなしい。ましてススキの穂がさらに寂しさを増幅させ、釣師にとっては一年の終わりを感じさせる。焚火を囲んでの酒も来年の計画がツマミになってしまう。


  今年は紅葉の時期に山で野営をしたいと考えている。寒いだろうがうまい酒が飲めるに違いない。





 


(たかせ けんいち)
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