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Fishing>2017釣行記 御神楽沢改め恋ノ岐川 [新潟県只見川支流恋ノ岐川] |
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御神楽沢改め恋ノ岐川
[新潟県只見川支流恋ノ岐川] |
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[報告者]本宮和彦
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釣行日:2017/8/11〜12
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メンバー:本宮和彦、上田勉、寺尾一木
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約10年ぶりに会津の名峰「会津駒ケ岳」直下を流れる御神楽沢を目指し集まったのは上田、寺尾、そして私の3名。
ところが、直前の予報では低気圧が本州付近にいくつも張り付く嫌な展開に。
テンバで停滞どころか遡行もままならない状況も考えられる為、渓相穏やかな沢をチョイス。
只見川水系随一の美渓と評判の恋ノ岐川へ転戦と相成りました。
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前線が近づいています
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ひょうたんから駒、棚からぼた餅、災い転じて福となす(これは言い過ぎか?)
じつはこの恋ノ岐は2度計画倒れになった経験がある曰くつきの沢である。
沢に着くと既に沢屋さん1パーティが準備の最中。聞くとオホコ沢出合まで釣りをしながらの遡行とのこと。
ひょうたんからぼた餅を福となす為、敢えて上流部を避け1泊で下山する予定に切り替える。
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はい
やって参りました
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地形図を見ると左岸側に清水沢まで道があるようだが藪どころか木々が生い茂り、これは無理だぜと橋のたもとから入渓。
先行するパーティに追いついては休憩しながら一つ、また一つと滝をクリアしていく。
この沢の滝は威圧感が無く開豁であり深い淵も底まで煌めき閉塞感を全く感じない。
時に流れに逆らいながら進み、一見ルーファイに目を凝らすがスタンスとホールドに「次はここに手をかけて」と案内をされているようだ。
予報では午前中から雨模様。まだ陽が射しているがいつ崩れるか分からない。早めのテンバを確保する為、竿は出さず遡行に専念。
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橋の上から
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ね?
行きたくなるでしょ???
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ヘツリで越える寺尾さん
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白い花崗岩が澄んだ水をエメラルド色に染ています
ここは右岸のバンドを利用
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巻き道がついていますが、ここは水線通しで突破し右岸のホールドを利用
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「おい!写真なんか撮ってねえで手を貸せ!」
なんで私がここにいられるか分かりますか??上田さん
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適地が見つからない中、1等地とは行かないものの1.7当地程の良物件を確保し整地後タープを張る。
沢で冷やしたビールで乾杯をすると下流より別の沢屋さんグループが追いついてきた。
天候やここまでのルートの事など談笑後そのグループは女性もメンバーにいることもありここで諦めて帰るとのこと。
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穏やかな流れが続く区間です
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この沢のイワナは全体的に白っぽい印象
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深い淵にはイワナの姿を見る事が出来ます
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上田さんの釣った7寸イワナ
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後を追いかける釣りとしては条件が良くないにも関わらずイワナ達は御神楽からの浮気者たちを飽きさせないよう適度に遊んでくれる。
餌釣りの上田さんは泣き尺をかけたらしいが(私が上流を先行していた為画像なし)やはり先行者の後では良型イワナは深場に入っているらしい。
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慎重に竿を振る寺尾さん
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釣れたのは7寸程のイワナ
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2段の美しい滝
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二段上段落ち口からの眺め
豪快すぎるウォータースライダー
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深い森と岩盤の側壁が交互に現れ小滝をかけた流れが続く。次回は是非とも太平洋と日本海の分水嶺
「平ヶ岳」へ詰め上がりたいものだと感じた。
夜は夜とて降り出した雨は止む事を知らず激しさを増すばかり。流れは岩を隠し水を汲もうものなら一気にゴルジュへ吸い込まれてしまいそうだ。
2泊分のアルコールはそう簡単に平らげられるはずもなくいつしか眠りの中へ。
夜半の轟音で目が覚めると茶色の流れがうねりを増していた。
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増水のゴルジュを下る上田さん
御年65歳である
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帰りは快適な(?)増水の中、橋を目指して沢下り。
しかしながら上田さんの体力と気力には驚かされる。ほんとに65歳かよ?などと思いながら若かりし頃の経歴を思えば納得、納得。
スタートの橋が見えたら終了の合図。
車に着いて着替えを済ませると待ってましたとばかりに上田さんが
「おい、本宮。次の予定また連絡するからな!」
上田さん、 いやいやホントに恐れ入りました。
また宜しくお願い致します。
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(ほんぐう かずひこ)
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