|
|
|
|
Fishing>2018釣行記 初めてのリーダーで大失態 齊藤さん本当にすみませんでした |
|
|
|
|
|
初めてのリーダーで大失態
齊藤さん本当にすみませんでした |
|
|
 |
|
|
|
|
[報告者]板坂拓
|
|
釣行日:2018/6/9〜10
|
|
メンバー:齊藤敦、石綱覚
|
|
本宮和彦、板坂拓
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
宇都宮渓遊会に入会して3年目。記念すべき私が初リーダーの釣行であった。
今回のメンバーは齊藤さん、本宮さん、そして今年見事復会を果たした石綱さん、私の4人での釣行。
釣行前日、前夜祭開催の為、いつもの待ち合わせ場所に集合。栃木組は、本宮さん、石綱さん、
自分(板山)の3人で向かい福島の齊藤さんと待ち合わせをすることになった。齊藤さんから連絡があり
先に林道について一杯やっているとのこと。また、先行者がいるとの情報もあり、一路齊藤さんがいる
林道へと急いで向かった。
林道はわりと整備されていて30分は走っただろうかようやく齊藤氏を発見。先に到着していた齊藤さんは、
1人車の後部座席で明かりをつけて一杯やっていた。車を降りて齊藤さんの方に近づくと物凄い虫が光寄って
きて振り払わずにはいられないほどだった。
途中、先行者の車がいるようなのでそのまま先行者がいる沢にするか、それとも場所を変更するか。
とりあえずは車止めまでいって前夜祭を開催し飲みながら検討した結果、別の沢へと変更することになった。
宴もたけなわの中雨が降ってきた。ブルーシートを広げ雨をしのぎ寝ることとなる。
明日の天気は大丈夫かな〜?
|
|
|
|
 |
|
|
出発の記念撮影
赤が好きな私
|
|
|
|
|
車止めから先は、林道を歩き本来の車止め(行き止まり)から沢に下れるようになっているとの情報でその
林道をひたすら歩く。
1時間ほどで到着のはずであった。途中、山菜を探しながら車止めを目指しました。天気は、歩き始めは雨も
降らず持ちそうな感じがしたが途中から雨が降ったりやんだりと気圧も安定していない為イマイチ。1時間ほど
歩いただろうか?一向に車止めにつく気配がない。もうそろそろだろうと思いながら歩き、ここから下れば沢
には降りられるだろうが・・・。
ここでリーダーということもあり、先頭を切って歩いていくと、ついている道が読めず、はずしてしまった。
板ちゃんっ!!そっちは違うぞぉ---!!!
齊藤さんに怒られてしまいました。
結局、齊藤さんの後をたどり沢へ降りた。沢に足を踏み入れたとき、私以外は瞬時に水もぬるくきれいではない、
あまり飲みたくはない水だと感じたようだ。経験が少ない私は、はじめはそれほど感じてはいなかったが徐々に、
今まで行ったことのある沢より透明度なく、岩も黒っぽかったこともあり水がきれいだとは感じなかった。何かが
おかしいと思いながらも、沢を上っていく。
やはり降りるところを間違えた、メンバー全員がそう感じていた。そんな中、齊藤さん沢からあがり林道に戻れ
そうな道が探していた。ここからさっきの林道にいけそうだ。長年の感がはたらいたのだろうか?齊藤さんに続い
て沢から上がり斜面を登っていく。上りきると途中で降りた林道に戻ることができた。齊藤さんの30年の経験に
よる感はすばらしいと感じた。齊藤さん恐るべし。
水がきれいではなかった理由は堰堤がその上にあるからではないかとの推測がなされた。再び林道を歩き
始める。途中右に小さな沢があり、雪渓が残っていたこともあり、ひんやりした風が吹いてくる。その場で少し
休憩を取り涼を得た私達でした。
|
|
|
|
 |
|
|
中流部に掛かるきれいな滝
|
|
|
|
|
再び入渓点を目指して歩いていくと今度は雪渓が道を覆うように現れてしまいました。
これを超えないと先には進めない。いけるのだろうか?本宮さんが確認したところ行けそうであるため慎重
に雪渓を踏みしめ越えていく。このとき、帰りも同じ雪渓を越えなければならないと考えると少々不安でした。
(実は石綱さんも同じことを考えていたようです)
雪渓を越えると再びなだらかな林道が続いており、途中、蕨、赤こごみを見つけとりながら先を急ぎます。
雪渓を越えて1時間弱くらいでようやく到着。
早速、伸びきったコゴミが群生する斜面を沢に下って行くと下った先には間違ってくだった川の水とは
明らか違う冷たくきれいな水が流れる本流についた。そこからはテンバ探しと釣りをしながらゆっくりあがって
いく。釣りを開始し早々、一投目で石綱さんがいいサイズのイワナを釣りあげる。刺身にするにはちょうど良さ
そうな型である。
これは魚も期待できそうな沢かなと感じた。ここではリリースしてこの後に期待です。
|
|
|
|
 |
|
|
良型イワナを釣り上げた石綱さん
本人も良型です
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
美しいメスイワナ
沢の流れでもオスたちからもてるでしょう
|
|
|
|
|
沢を遡行し少し上がったところでテンバが取れそうなところがあったのでそこにテンバをとることに。
薪集めを済ませ、テンバは斜面を少し登ったところに取った。木を切り、石ころや草を整備して平らにすれば
問題なし。タ−プも問題なく張れた。登り降りの斜面には枝に短いスリングを手すり代わりに取り付けました。
テンバの設置完了後、私がいつも持参する冷凍ビールで乾杯。今回は飲むころにちょうどよい飲み頃に
なるよう一工夫。
(いつも飲むときに解けきっていないため怒られます)
今回はちょうどよく温度がたもたれた状態で好評だった?かな。
軽く一杯やって、いよいよ釣竿をもって釣りあがることに。途中お昼を兼ねての休憩を取るため、昼食のそば、
調理器具を背負っていざ出発。石綱さんのスタートがよかったので期待を持って釣りあがっていく。齊藤さん、
本宮さんはイワナを釣り上げるもの肝心な私には当たりなし。
見かねた齊藤さんから指導を受け檄が飛ぶ。それに応えようとポイントにエサを振り込むがうまくいかない。
チョットしたヘツリがある為竿をたたんでいると
竿なんか伸ばしたままでいいから早く来なきゃだめだ--!!
齊藤さんは何とか私に釣って欲しいと思って指導していただけることは非常にありがたく思いながら沢を
へつって進んだりしながら釣りあがっていく。 良いポイントに差し掛かり目印の動きを確認しながらアタリを
見ていると
もっと深く沈めなきゃだめだ--!!!!
またもや齊藤さんに怒られてしまいました。
|
|
|
|
 |
|
|
もっと仕掛けを沈めろー!!!
自分・自分・自分 わかりました・・・
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
ポイントの流れだしを釣る齊藤さん
|
|
|
|
|
|
エサは現地調達の川虫
やはり水生昆虫にはかないませんね
|
|
|
|
|
|
齊藤さんには良型が竿を絞ります
これまたリリース
|
|
|
|
|
|
テンバ前での一匹
|
|
|
|
|
すると深場の通らずが私達の進路を塞いでいる。本宮さんの見立てでは斜面を高巻いていけば越えられない
ことはないとの判断。しかしながらその先には分厚い雪渓が肌寒いモヤを吐き出しており、このまま進むべき
かの協議。結局、その先は小滝とゴルジュの渓相が一層際立つため先には進まず、テンバに戻ることにした。
帰りはへつったところは通らず斜面を高巻いていていけそうだったのでそのルートを通った。途中、道が
はっきりしないところがあったが、そのまま進んでいくとテンバよりも下の枝沢のところに出た。テンバはそう遠くはありません。
|
|
|
|
 |
|
|
流れでエサ待ちをする良型イワナ
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
至る所で雪渓が行く手を阻みます
的確なルーファイで越えていくと
|
|
|
|
|
|
上部に3段の滝を構える深い淵
|
|
|
|
|
実は夜のおかずにイワナを入れていたが結局キープしたのは0であった。
最後のチャンス、石綱さんと私で枝沢をつりあがっていくことに。ポイントを見つけてえさをなげるも、
仕掛けが・・・・絡まってどうにもならなくなってしまった。石綱さんはそのまま上がっていったが残念ながら
イワナのキープはできず。結局おかずのイワナはなしとなってしまいました。
|
|
|
|
 |
|
|
出たばかりのウルイ
小型ドリルのようです
葉も柔らかく軸も表皮を剥かずに食べられます
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
斜面に群生するウルイ
クセのない食味はカレーにもピッタリでした
|
|
|
 |
|
|
生えたばかりのウド
根元からもぎり味噌とマヨネーズを和えて食べれば正に旬の味
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
食べごろの柔らかいウド
きんぴら・味噌汁・天ぷらと何役もこなす万能選手
|
|
|
|
|
|
軸の太い極上ゼンマイ
これは採らずに見るだけです
|
|
|
|
|
テンバにもどり一息つき、昼食は食べずにそのまま沢宴会に。昼のそばは持ち越し。今回の宴会のおかずは
一人一品準備することとなっていた。メニューは途中で取ったウルイの生ハム巻き、ウドのきんぴら、宇都宮餃子、にんにくとウルイのカレー、ホルモン焼き、から揚げどれもおいしかった。
特に、にんにくとウルイのカレーが絶品。ウルイってどんな料理にも合うと思っていたが、カレーとの相性が
こんな良いとは。ウルイは初めから煮込まず仕上げの際、軽く炒めてから入れたのがGoodだったようだ。
|
|
|
|
 |
|
|
【左上】 美味 ウルイの生ハムのせ
|
【右上】 絶品 ニンニクウルイカレー
唐揚げをトッピング
|
|
|
【左下】 宇都宮 正嗣の餃子
|
【右下】 絶唱する本宮さん
|
|
突然、齊藤さんが、お願いがあるんだけど。と改まって私に問いかけてきました。
「お食事処の旗」と「居酒屋提灯」を設置して欲しいとのこと。設置すれば宴会の雰囲気をいっそう引き
立たせてくれそうだ。そしてうまい料理。下手な居酒屋よりうまいつまみがあるんじゃないかと思うくらいだった。
下流から旗と提灯につられてお客がきたらどうしよう?など冗談も言いながら。
夜中蕎麦屋がくるかな。昼食べなかったそばがあるので夜中そばを食べるつもりが、つまみでおなかが
いっぱいに。焚き火を前にくつろいでいると雨がぱらぱら降ってきた。寝床であるタープの下に移動し飲みを
再開。
疲れていたせいもあり、いつのまにか寝てしまいました。夜鳴きそばは結局鳴かず。
|
|
|
|
|
 |
|
|
ひょっこりはん ではありません
本当にお客さんが来たらどうしましょう??
|
|
|
|
|
何時間くらい寝たろうか?明るくなる前に飲むぞ〜!の声で起され朝から再び宴会が始まった。飲んで
眠くなったら二度寝のつもりが明るくなりそのまま朝食の準備。朝食も朝から豪華。野菜炒め、こしあぶら
ごはん、シャウエッセンに残ったカレー、山菜味噌汁。天気も昨日とはうってかわって良い天気に。朝食の後
マッタリとした
時間を過ごし、かたづけをして撤収。テンバを去る前に記念撮影。
|
|
|
|
|
|
テンバを去る前に記念撮影
帰るのが名残惜しい
|
|
|
沢をくだり目印でつけたピンクの紐を見つけそこから斜面を駆け上がる。無事車止めに上りつく。後はひたすら
林道を進むのみ。途中、コシアブラの木を見つけて収穫。
1時間ほどで不安に思った雪渓に到着。不安ながらも無事に雪渓を超えあとは車止めを目指すのみ。
この後またもや失態を起すこととなる。
まもなく車止めが見えてくるあたりで、齊藤さんに今回の共同食料の費用は聞かれ、自分が食担だった
ため900円ですと伝えた。会話をしながら無事車止めまで到着。お疲れ様でした。私は怪我もなく無事に
到着し一安心していいた。着替えをしてザックを積み込み帰宅の途につく。
無事下山したことを小池事務局長に伝えるため一度携帯の電波が入るところまで車で下ってそこで解散する
話になった。電波が入るところで車を止め、齊藤さんに小池事務局長へ電話をしていただく。今回食べた
カレーは本当においしかった等と最後に会話をして解散。
解散と同時に私は齊藤さんに
「共同食料の900円をお願いします」 と言ったところ、
だぁかぁらぁ〜〜〜!!!
またもや怒られてしまった。なぜ怒られたのか理解ができず・・・
実は下山途中で共同食料の900円は会から出るお金それにあてる話を齊藤さんと本宮さんが私に
話していたようで自分はそれを聞き逃してしまったのである。齊藤さん大変失礼いたしました。
もう一度。 齊藤さん、すいません、共同食料費・・・だぁかぁらぁ〜!!!
最後に初めてのリーダーで準備不足だった為メンバーにご迷惑をかけた点がありましたが参加して頂いた
齊藤さん、本宮さん、石綱さんへ感謝いたします。ありがとうございました。
今回の経験を生かし、次にリーダーを勤めさせていただくときは今回以上に準備等ができるようにしたいです。
(いたさか ひらく)
|
|
|
【参加者本宮より】
板坂リーダーへ
初めてのリーダー大変お疲れさまでした。
おかげで楽しい釣行となり参加者全員満足しています。
特に齊藤さんは参加表明前、私に
「板ちゃんがリーダーなら是非参加したい。彼は何事も一生懸命だから応援する意味でも是非」
と話していました。
レポートの中では常にリーダーを叱責してるような表現になっていますが、リーダーを思ってのことですので
これからもドンドン怒られて勉強して下さい。次回も宜しくお願い致します。
|
|