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Fishing>2019釣行記 幽谷 道行沢 |
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幽谷 道行沢
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[報告者] 平江誠
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釣行日:2019/6/14〜16
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メンバー:上田勉、平江誠
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やってしまった!!
昨年に続き、道行沢マジックにまんまと引っかかり、目的の梯子沢ではなく小手沢へと下降してしまった。
今回はヤマップを携え、確実に梯子沢へと辿り着けるであろうと確信していたが、いざヤマップを起動してみると、
「現在位置を読み込み中」のまま一向に現在位置が表示されない。後で分かったのだが、携帯のアンテナが立った状態で現在位置(地図の読み込み)を表示しておかないと、結局GPSを補足しても、現在位置が不明となってしまう
らしい。結局カメラと化した携帯と充電器を3日間担ぎ続けることとなった。
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ウドとシラネアオイ
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天気は快晴で快適に遡行を続けるも途中釣り人と遭遇してしまった。挨拶を交わすと地元だという。尾根越えで黒谷へ行く旨を
告げると、自分はのんびり釣るので先に行っても良いと先行を譲ってくれた。三又の昨年のテン場から道行沢へと進む。
歩き始めはルンルンで食べ頃の独活を摘みつつ尾根を目指すも、傾斜がきつくなってくるにつれ言葉も出なくなる。蔓に阻まれながらもなんとか尾根に出たが、なんと昨年と同じ光景に唖然とする。このまま右斜面を下降してしまうと、めでたく安越又へのご帰還となって
しまうため、ひたすら左へとトラバースを続ける。
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ウドとシラネアオイとボンナの競演
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乗っ越し途中からの景色
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以前空身で来たときに見つけた踏み跡を探すも見つからず、適当な場所から下降することにした。 尾根から下降し始めてすぐに300m程の雪渓が現れる。足を滑らせれば一気に谷底へと引き込まれてしまう状況に、万一のためか、上田さんが棒を手渡し「これを使え」という。
「止まらないかもしれないけどな」という言葉を添えて・・・。
幸い「棒」を使う場面も無く、慎重に一歩づつ足を運び、なんとか雪渓を下り終える。
この時点ですでに時間は3時を回っていた。適当なテン場を探しながら沢を下る。 二人なのでどこでも寝られるなといいつつも、快適な宴会場を求めて何箇所目かの藪にねぐらを決めた。
夜半からの雨と寒さに若干寝不足気味ではあるが、朝飯を食い支度を整えるうちに雨も上がり、テン場を撤収し
沢を下る。
未だに何処にいるのか不明のまま、あるわけも無い梯子沢二又を目指す。
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テンバ下の雪渓
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2日目のテンバ
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沢を下ること3時間、上田さんがぼそっとつぶやいた。
「小手沢だなっ!」
信じがたい気持ちと、登り返さなくていいんだという気持ちが入り混じり、複雑な心境ではあったが、場所は特定?
できひと安心。早速テン場を探し、薪集め・タープを張り終え昼飯とする。
食後、せっかくなので釣りに行くことにした。大物は釣れなかったが、ほぼほぼポイント毎にあたりがあり、上田さんのぶどう虫が無くなった時点で終了となった。
最終日、黒谷林道の長い歩きが始まる。途中崩壊した箇所を3度ほど登り降りし、黒谷集落へ辿り着いたのは
午後1時に近かった。
もう一歩も歩きたくない2人は、携帯のアンテナが立った瞬間、只見に住むこずえちゃんへ連絡し、救護の要請と
なった。三瓶タクシーで安越又川車止めまで送ってもらい、今回の沢旅は無事?終焉となりました。
幽谷道行沢、もう一回行くようだね、上田さん!!
おしまい!!
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乗っ越し途中の上田さん
少々お疲れ気味
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(ひらえ まこと)
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