だいぶ沢が荒れていたのには驚かされた。
何度かの台風や大雨で、大きな岩が押し流されて、渓相を大きく変えていたのだ。
今年は初夏の頃に一時期道路が通れたので入渓したのだが、それ以後通行止めが続いていた。
開通を知って喜び勇んで出かけたが、釣り人に合う事も無く江口氏と二人旅、いい釣を楽しむ事が出来た。
産卵時期でもあり乱獲は慎み、岩魚を痛めないように放流を繰り返す。
去年も土日には雨が多くて釣り人の入渓が阻まれ、さらに今年も台風や通行止めで入渓出来ず、岩魚のサイズや数が復活していたようだ。(こう言う時期も必要なのかも。)
いいポイントには必ず良型が付いていて、いとも簡単に毛鉤に出る。
しかし例年とは違い簡単には寄ってこない、大型が混じっていて楽しませてくれるのだ。
江口氏と交互にポイントを攻めるが、岩魚の口から毛鉤を外し、その毛鉤に脂を付けて整える時間がもどかしい。
「 入れ食い。」と言うのがこんな状態を言うのではないかと思うが、今年はこれが初めてのことで、さすがに復活した五貫沢は凄い沢であることを思い出させてくれた。
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