新しい釣仲間との出会いがあった。
話は
4月
23日に遡る。
沢を釣り上るときに同じ毛鉤釣師なら同じようなスピードで釣進めるので、そんな釣仲間をもっと増やしたいと常々思っていた。
栃木県のある沢に釣りに入った時のことである。
崩れかけた林道を一時間ほど歩き、沢に降り立つと先行者の形跡が、しかし2〜3時間が経っていそうなので、問題は無さそうだと判断。
早速釣り始めるも中々岩魚が顔を出さない。
自分の立ち込む位置に必ず先行者の足跡があるので、同じ様な毛鉤釣師が先行しているのだろうと想像、更に結構腕利きのようだ。
最後の魚止めの堰堤まで後少しの所まで釣り進も、私の釣果は25〜6センチの山女魚が4匹と23センチ程の岩魚が3匹、ここぞと言うポイントから岩魚が顔を出さない。(釣られちゃったに違いない)
可成りな腕前に違いないと想像、帰りに会えたら是非話をしたいと願っていた。
うまい具合に声を掛けること出来、いろいろとお話を伺う。60歳を少し越えたスリムな紳士で、フライマンであった。 動物病院を経営する獣医師との事で、中々休みが取れず夜のうちに現地到着、車で泊り翌朝早く入渓し一日釣を楽しむようだ。今回の釣果は30匹を超えて新記録だったそうだ。(尺は出なかったとの事)。(お名前は河嶋さんとおっしゃる方でした。)
意気投合し今度どこかの源流をご一緒することを約束、連絡先を交換する。その後何度かメールを交換し、今回の仙台釣行が実現した。