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Fishing>2021釣行記 渡良瀬川水系ヒライデ沢・沢登 |
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渡良瀬川水系ヒライデ沢
沢登 |
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[報告者]黒須悠輔
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メンバー:大貫和之、黒須悠輔、他
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私の今までの釣りスタイルは、沢を遡行し釣り終わると来た道を戻るという一般的なものである。しかし沢登りの経験豊富な大貫さんによると、沢詰め(※)からの尾根歩きで下るスタイルもあるという。
これを是非とも経験したかったため、大貫さんに連絡を取ったところ、懸垂下降も教えてくれるという。これらは渓遊会の一員として活動していくためには、身に着けなければならない技術なので大変有難い。
そのため本沢登りでは釣りは少しだけにして上記を経験することを目標とした。
※沢詰め:水が無くなる沢の終点まで行った先、登山道もしくは尾根までの最後の登り
7/10(土)
05:30
宇都宮で合流し、私の車に荷物を載せ日光宇都宮道路を走る。
07:20
折場登山口駐車場に到着。天気予報では晴れのち雨。予報通り晴れている。午前中は良かったが…。
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折場登山口
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登山口にある東屋(あずまや)
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登山口から雲海を望む
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07:40
出発。道路を少し歩くと沢の入渓点となる。
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入渓してすぐの堰堤
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イワナが好みそうな渓相
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08:20
ヒライデ沢のハイライト地帯に入る。
滝が複数あるが、いずれも滝の横を巻くことができ、沢登りを程よく楽しむことができる。泳ぎが必要なところは一つも無いが、私は泳ぎの練習をやりたかったので少し泳いだ。
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滝の右岸を直登するリーダー大貫さん
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プチ水トレ
初泳ぎ
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プチ水トレ
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イワナは小ぶりだが居るようだ。今回の目的は釣りではないため一度だけ竿を出して納竿。
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チビイワナ
(リリース)
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10:00
ハイライト地帯を通過したところで、大貫さんより懸垂下降の教育を受ける。近くの斜面でザイルとガチャ類を使用し実際に下降。(痛恨の写真撮り忘れ…)
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懸垂下降の教育開始
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10:45
再び歩き始め、軽い気持ちで釜にボチャン。
首にぶら下げていたコンパクトデジタルカメラ(Canon G1X)の存在を忘れていた。
SDカードは無事だったがカメラは死んでしまった。
残念ではあるが、むしろ10年間よく頑張ってくれたと感謝し気持ちを切り替える。
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水没したカメラ
(あれ?嬉しそう・・・?買い替えの理由ができた・・・?)
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12:30
源頭に近づくにつれ水量が減ってきた。
大貫さんが登山道までのルートを地図で確認する。
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源頭に近づき水量が減る
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地図でルート確認
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藪が多くなる
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12:50
登山道に入るため、沢を逸れ藪漕ぎすると開けた場所に出た。
尾根は目の前と期待が膨らむ。
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獣道
(開けた場所を中心に四方八方に伸びていた。不思議な雰囲気)
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開けた場所
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13:15
ついに尾根へ出る。少し暑いが、沢から尾根へ出られたことに満足し気分は最高。
帰りは登山道を下り出発地点の折場登山口へ行けるが、せっかく袈裟丸山に来たのだから付近の山頂(前袈裟丸山:標高1878m)まで登り昼飯を食べようとなった。
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尾根を歩く
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14:00
標高差200mの登りに時間を要してしまったが、山頂に到着。
大貫さんは先に到着し料理の準備を始めていた。さすがです。
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賽の河原
案内板
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賽の河原
(この数秒後に雷が落ちる)
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やっと着いた〜
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歩いた距離は合計10kmとそこまで長くはないが、雷から無事に帰ってきたと安堵する。
緊迫感のある午後だったが、「懸垂下降」「沢詰め」「尾根歩き」「雷対処」と学ぶことがとても多い充実した沢登りであった。
大貫リーダー、ありがとうございました。緊迫感があるなかでも楽しい会話(バカ話の間違いですかね(笑))で元気を保つことが出来ました。次回も是非よろしくお願いします。
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(くろす ゆうすけ)
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