Fishing2021釣行記 プライベート岩トレ・宴会 〜雨男は誰だ!?〜

プライベート岩トレ・宴会
〜雨男は誰だ !? 〜

 
  
[報告者] 矢萩武彦

 メンバー:渡部、上田、齊藤、平江、寺尾
 塚本、石綱、本宮、白井、矢萩
 
 
 
 


2月後半に本宮氏より、齊藤さんから4月に宴会のお誘いがあったとの連絡で、春の宴の開催が決定。宴だけでは
もったいないと山菜取りも追加となり、更には白江君のリクエストにより岩トレも追加となり、てんこ盛りのシーズン
初めになる予定だった。




開催1週間前に、時を戻そう。

久しぶりの宴に心も踊り、天気を確認するも晴天。ワクワクしながら、徐々に荷物の準備を始める。
「悪くないだろ〜!!!」




開催4日前に時を戻そう。

齊藤さんより、「雨に変わりましたね〜」とのLINEが。確認すると、ピンポイントで宴が開催される土曜日〜日曜日の朝まで雨となっているではないか!!!数日前まで晴れだったのにそんなことあるかいや〜と疑ったが間違いなく雨模様。
しかし、降雨量は1mmとなっており、焚火はできるはずとのことで中止になるはずもなく開催決行となった。
「いや〜これぐらいの雨なら、肌の保湿に丁度いいだろ〜!!」




開催前日の金曜日に時を戻そう。

車止め前のあずまやで集合。
いつものことながら、小生の到着は深夜1時を回っていた。いつものことながら、前夜祭が開催されていた。
参加者は、上田さん、平江さん、本宮さん、石綱さん、白井さん、小生の6名。

そして、いつものことながら相当のお酒が消費されていた。そしていつものことながら、予報通り小雨が降っていた。

雨の影響もあって山の気温は低く一桁台となっており、可愛い焚火はあったものの、最後の方は震えながらの宴会。ただ、久しぶりに会って仲間と酌み交わす酒はとてもおいしく、平江さんのウクレレでのカラオケ大会やハモネプ教室など、とても楽しいひと時であった。

コロナの影響でなかなか集まることができないでいたため、皆さん相応にストレスが溜まっていたようで、テンションMAXの上田さんの「やっぱり、楽しいよな〜。こうやって仲間と飲むのは。」の一言が忘れられない。

最終は深夜3時を回っており、可愛い焚火の前で倒れこんでいる本宮氏を凍死しないように救助してお開きとなった。車に戻って寝ようとドアを開けた瞬間、横浜から持参した一升瓶が転げ落ち、入っていた日本酒を一滴も飲まず山神さまに捧げることとなった。齊藤さん情報によると、天気予報は「土曜の夜まで雷を伴い激しく降る」に変わっていたそうだ。「大の大人が、夜中の3時まで大声でカラオケしててもいいだろう〜!!」




 
光線発射中の上田さん


焚火の前の本宮氏
雨男か???

光線発射中(モロくらっている最中)
白井君

 

 
 
  平江さんの焚火台が大活躍 

 




 

当日土曜日の午前中に時を戻そう。

朝方は雨となっていたが、起きたころには小降りになっていた。ただ、雨は止む気配がなく、齊藤さんの天気情報もあり、沢には入らず、あずまや付近の開けた場所で宴を開催しようとのこととなった。

残りのメンバーの到着は夕方となっており、それまでの間、目的の岩トレを実施することとなった。小生は2度目の岩トレ。上田さんを講師にトレが始まる。

まず教わったのは、ザイルの末端の処理方法、エイトノット。小生以外の受講生は呑み込みが早くすぐに習得したが、小生はなかなか体得できず、受講生の白井君にまで教わる始末。その後、比較的緩やかな傾斜の場所でスリングを木に掛けザイルと結び、下降することに。スリングを利用しザイルは直接木に掛けないということを初めて知った。人生2度目となるハーネスとエイト環を装着。早速使うのかと思いきや、上田先生より、まず「肩がらみ」を教えるとのこと。ザイルを股に通し担ぐようにして回して持つ。何度か取り回しを確認した後、いざ、下降へ。ロープがケツに食い込んでかなり痛い〜。でもこれは装備がない等、いざという時に知っておいて絶対損はない技術であり、とても勉強になった。

続いて、装備を利用しての下降。皆さん難なくクリア。そしてザイルがエイト環に絡まってロックしてしまった場合の脱出方法の講義。ザイルがエイト環でロックするなんぞ思ってもみなかったし、これを知っているのと知っていないのでは生存し続けられるかの差となると思った。

これで終わるかと思いきや、場所を変えてほぼ直角に近い場所での懸垂下降へ。これも皆さん難なくこなし、終了となった。この講習の内容は、巷では有料で行われているものであり、それを惜しげもなく教えていただいた上田さんに頭が下がるばかりである。感謝!!

「エイトノットの覚えが悪いかもしれないが、悪口言われても覚えられないからいいだろう!!」




上田さんから指導を受けています。


ええとこうやって・・・

いや、矢萩さん違いますよ


下降中の白井君


 
 
   石綱さんも真剣に参戦 


 
     
  小生も懸垂下降に挑戦


 
 
     
   我慢しきれず本宮氏

 
     
   フキノトウが静かに咲いています

 





当日土曜日の午後早い時間に時を戻そう。

岩トレを終えても後発組の到着まではまだ時間はあり、白井君と小生は夜の宴会の主食となる岩魚を獲りに沢に降りることにした。そのポイントは、本宮氏より40pオーバーを釣り上げた実績のある場所との情報を得ていた。人数分の岩魚確保を約束し、意気揚々と雨の中、出発。ルアー釣りの弟子にあたる白江君より、投げ方や石掛かりした時の外し方等、色々教えていただいた。ただ、魚の反応は全くなく釣果ゼロ。本宮さんの実績は数十年前だったとのこと。
「いやぁ〜十数年前の情報でも、釣れるかもしれないとワクワクできる情報をありがとう!!」


当日土曜日の夕方に時を戻そう。

塚本さん、齊藤さん、浜辺さん、寺尾さんと後発組が続々と到着。あずまや近くの広場にテン場をとる予定だったが、雨が増々ひどくなり、あずまや自体をブルーシートで囲い宴会場とすることとなった。ここで本領発揮の浜辺さんと齊藤さん。あずまやを見事にブルーシートで囲んで大型テントを作っていく。浜辺さんを手伝いながらロープワークを見ていたが、スゴ!!の一言。ブルーシートを張っただけで、全く違う暖かい快適な空間が生まれた。
「あずまやを大型テントに利用してもいいだろう。いやダメだろう!いや一晩ぐらいならいいだろう!!」




     
左 : いやアネホは6か月で・・
中央 : 今年はどこに行きたいの?
右 : 自分メンチカツ好きなんすよ

これでも会話が成り立っています。

お疲れモードの平江さん


     
  黄色に挟まれたオレンジ齊藤さん

 
 



 

当日土曜日の夜に時を戻そう。

雨が本降りになる中、いつの間にか宴会がスタート。一人品を持ち寄ることとなっており、すべてがうまかったが、酔いつぶれたため、メニューはあまり覚えていない。ただ、山菜類をはじめ美味・珍味の料理が並ぶ。今年初の美食倶楽部の開店である。特にラテおさん持参のイノシシ肉は、鍋にしていただき、肉は柔らかく全く臭みもなく、寒さもあって体も心も温まるものすごく贅沢な一品であった。飲んでいた時間は15時くらいから始まったような気がするので、
9時間程は飲んでいただろうか。
「そんなに飲んで体に悪いかもしれないが、心にはいいからたまにはいいだろう!!」



豪勢な猪肉


豪勢な猪鍋




 


目がイキ始めた小生

月桂冠なハマナベさん


チョットだけ松任谷な石綱さん


いやいや

はい、200円な塚本さん

   
離れたところに足がある齊藤さん

 
     
  ここからが尋常ではないハマナベさん


 
 
     
  マナスル登頂隊

平江さん

 
 
     
  白くなり始めた寺尾さん

 
 
     
  白い灰のような寺尾さん

 
 
豪勢な朝食







現在に時を戻そう。

生憎の雨で山菜取り、沢での焚火はできなかったが、参加者皆がとても楽しそうで、小生も御多分にもれずとても楽しい時間を過ごすことができた。

小生が参加した2019年キノコ狩り、2020年水トレ、2020年石滝川(個人)、2020年大岩魚ゲット某沢、2020年舞茸狩り、2020年ツキヨダケ狩り、2020年ムキタケ狩り、すべてが雨。驚異の雨確率。さて、雨男は誰でしょう?

     
「楽しければ雨が降ってもいいだろう!!!」


 


(やはぎ たけひこ)
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