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Fishing>2022釣行記 山菜釣行 某渓流 だからやめられません |
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山菜釣行 某渓流
だからやめられません
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[報告者] 齊藤敦
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釣行日:2022/5/28〜29
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メンバー:齊藤敦、阿部光延、塚本利平
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大貫和之、黒須悠輔、塩塚佑太
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5月の第4土日と言えばここ。
実は15,6年ほど前までは朝日の支流へ30分の山越えルートで入渓、沢山の岩魚、山菜と持込んだ大量の酒での沢宴会が、恒例の行事でした。
その後、朝日湖の完成で工事車両が、通らなくなり林道が荒れたことと温暖化の影響か水量がめっきり減り、水枯れまでいたイワナが、急激に減ってしまったことなどで足が遠のいてしまう。
雪解け一番のメインイベントの代替地を探すも帯に短し、何とやらで適地も見つからずに。やはり、この時期なら豊富な山菜は欠かせない、できればお散歩気分で新緑を愛で、山菜を積み、釣り竿を片手に「おお、もうテン場だ」と言う位の距離感でないと。
当然、ゴロゴロの石や傾斜地は論外、厳しい条件だが、寝心地の良い平地で薪もふんだん、河原の宴会場付きの1等地でなければメインイベントにはなり得ない。
さらに釣り人が競って入り、目の前を何人もが行き来するような人臭い場所でないことも大自然で遊ぶには重要な条件である。そんな理想郷を見つけて12〜3年、飽きもせず、いや毎年の再訪が待ち遠しい場所が、ここなんです。
まずは暫くは平坦な川原歩き。前夜祭と称する山神様への感謝祭をこれでもかとやってしまった早朝にいきなり急登や藪漕ぎなどはまだ、スイッチが入り切らない体にはダメージが大き過ぎる。
そんな時はゆっくりのんびりまったりとチリンチリンと熊鈴を揺らしながら原生林が発する酸素を徐々に吸収し、体を慣らしていくのが良い。
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のんびりと釣り上がる黒須君
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塩塚君
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釣ったイワナに遊ばれる塩塚君
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その内に出てくる「あ!ウルイだ、コシアブラだ」と遡行モードのギアが1段アップし、「お〜釣れた」でさらに1段アップ。
ハイギアになったところで
「おお、もうテン場だ」
で天幕を張り、今宵の必須演出用の薪集め、乾杯ビールと流れるようにルーティーンをこなし、1段ギアを下げたところで
「ほんじゃま、釣りに行くか、ソーメン持ってテンプラ粉持って、酒持って」、「醤油はワサビは?」と。
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天幕を張り終えて乾杯
勝手知ったるメンバー、手際よくこなしていきます
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今年はやはり雪が多いようで今まであまり見られなかったところにも雪渓がある。だがしかし、皆さんこれを残念と捉えてはいけません。
「だって今にも落ちそうな雪渓なんて近づきたくないし」
と言う方は我が山菜釣行に一度お出で下さい。
実は一級品の山菜と言うのはこういう雪の残りそうなガレた斜面が狙い目なんですよ。そんな誰でもひょいと手が届くような場所は毎年いじめられて株が細くなり、出る山菜も痩せこけてしまうんです。
反面、雪渓の薄い部分を避けながら、クラックに落ちないように斜面に取り付き、滑り落ちないように草の根っこを束ねて掴みながら採る山菜が、最高なんです。
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極上山菜ポイント
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今回の釣行でも食べ切れないほどの極上のウルイ、ウド、赤こごみ、シドケで天ぷら、漬物、炒め物、煮物、お浸しとあとは何にする?と言うほどの山菜料理を満喫。
初日の昼は天候の急変で雪?と思うような冷たい雨に祟られながら、体温低下で途中撤退組とそれでもと意地汚く、源流部の極太ウルイを目指すグループに分かれ、いつも控えめな私は撤退組へ。
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冷たい雨の中ウルイの生ハム巻きに舌鼓
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雨中でもなんのその
天ぷら名人の塚本さん
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普段はなんてことのない沢ですが侮れません
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「何てことがある訳ないでしょう」と思った皆さん、鋭いですね。
本当はさらに上の齊藤家独占のウド畑を訪ねたかったのですが、
「これ以上の山菜をどうやって持ってくのか?」
と冷静に考えた末、断念。
天気はいくらか回復だが、相変わらず寒い、山菜組3人で無言で駆け下り、皆さんの待つテン場へ。
乾いたものに着替え、気付けの一杯でやっと落ち着く。
焚火のそばで採った山菜の下処理と料理に取り掛かる。
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うめ〜〜
と黒須君
ウドの煮物に
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焚火も絶好調でブロック肉を持込んだチャーシューもほど良い加減で燻されている。
まだ、日没前と言うのに相当な良い気分、さらに焚火の引き立つ頃には皆さん上機嫌。
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チャーシューもいい煙を浴びています
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寺尾さんもご満悦
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大貫さん
何うまいもの作っているの?
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焚火も絶好調です
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散々、飲み食いしたのに
山菜ペペロンチーノだって
これがメタボの原因なのにと言いつつ
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(さいとう あつし)
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