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Fishing>2022釣行記 2022 晩秋 奥山キノコ 強欲者のナメコ採り |
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2022 晩秋 奥山キノコ
強欲者のナメコ採り
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今年の源流釣行では幸い腰痛も再発せずほぼ計画通り参加出来たことで気をよくしたのかキノコにまで自ら計画を作り昨年までの時期、場所など見当をつけて出かてみることにした。
11月とは言え冷え込みも然程出なく少々早いかな?と思いながらいつもの杣道を歩き始める。
汗が滲み始めた頃目指す沢筋を見えてくると数年前の台風で斜めに倒れたブナの大木に早速ナメコを見つけるが高すぎて手が届かない。
仕方なくいつもの沢の入り口で歩を止め神妙に手など合わせザブザブと逃げ惑う岩魚を蹴散らしズンズン進む。
天気は快晴、風もなく穏やかな山はこの上ない別天地である。
できることならここに家を建て住み着きたいほど素晴らしい空間が広がる。
沢から岸辺の台地を這い上がり目を凝らすとようやくレンガ色のキノコが日に照らされ気持ちよさそうに日光浴をしている。
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我先に日にあたりたがっているよう
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樹皮を裂くように
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気を良くし次を目指すもすぐ足元の倒木に鈴なりのナメコを見つけ一人ほくそ笑みながらナイフで根元から一網打尽にする。
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既にとろみを身に纏い
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非常に穏やかな別天地
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すると別の尾根から爆竹の音が聞こえた。
どうやら近くに同業者がいるようだ。お互い場所が被ることはないだろうと特に声出しなどせずにズンズン先へ進む。
ここ2年ほど前からナメコの出るようになった倒木を確認すると的中のファンファーレが頭の中でこだまする。
特にナメコの歌など知らないが流行りの曲にナメコのフレーズを無理やり入れながら鼻歌交じりでナイフを取り出す。
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どうにもならない絶品です
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粒ナメコも多数
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時間も2時間ほど経ち腹も減ったが約30bほどの斜面にこれまた魅惑のレンガ色が。
こうなったら超強力GARYのグリップを活かし斜面をガツガツズンズンする。
途中かなりの大きなクマうんを発見するもビビっていては進まないとばかりに強欲パワー全開で件の倒木に到着。
倒木の裏側にはこれまた見事なムキタケが出ているが今日は外道扱いの為見なかったことに。
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気力・体力を奮い立たせるのは何にも代えがたい欲それも強欲そのものである。
こんなに採って帰りは重くてどうするのかなどの思考力が無くなるほどナメコ採りは面白い。
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菌とはいえ素晴らしい造形美
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素晴らしいブナの巨木
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大根おろしを忘れずに
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近づかないと気が付かない隠れているヤツ
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帰宅後ザックからブツを取り出し20gのバケツが隙間なく一杯になっている様子を見て初めて事の次第に気が付くが冷凍庫をもう一つキノコ用に買えばいいのか?などと未だ強欲の火は消えない。
さてさて、我が家の冷凍庫を占拠して余りあるナメコ達。
とりあえず毎日食べ続けてみるか。
食べ過ぎて嫌いにならないことを願うばかりだが。
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(ほんぐう かずひこ)
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