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Others>朝日連峰の入山規制に対する意見書の提出 |
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朝日連峰森林生態系 保護地域 6万9000 ヘクタール案 |
日本最大保護地区は2万7000 ヘクタール |
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朝日連峰のブナ原生林などを「森林生態系保護地域」に設定するための設定委員会の第三回会合が二十八日、山形市内で開かれ、前回会合の指摘を受けて対象区域を六千ヘクタール増やし、我が国の保護地域で最大となる六万九千ヘクタールに拡大する案が事務局から提案された。
利用を厳しく制限する保存地区は、最奥部約二万七千ヘクタールで、全体の約四割。一部には異論がでたものの、大筋で了承された。釣りや登山道の整備など具体的な利用方法については意見がまとまらず、十一月下旬にも予定される次回会合で検討されることになった。
山菜やキノコ採りなどができる共用林野については、今後も従来通り山菜採りができるように、規制のゆるい保全利用地区に設定した。ダム建設などにより住民が移住して共用林野の指定地域が少ない新潟県部分が山形県部分側よりも保存区域の割合が多くなっている。
また、この日の会議には県渓流釣り協議会の斎藤金也会長がオブザーバーとして参加。林野庁が従来、保存地区では実質的に釣りを禁止していることから、保存地区でも渓流釣りが出来るよう配慮を求めた。
保護地区の大半は国立公園法で国立公園に指定され、すでに開発などは規制されていることもあり、委員の間からは「ただ、規制の網をかけるだけでは、一般の人には何のことか分からず、看板倒れになる」との指摘も相次いだ。 |
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朝日連峰の森林・生態系保全 |
7万ヘクタールの保護地域設定 |
国内最大委員会が大筋了承 |
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朝日連峰の変化に富んだ森林と生態系の保護を目指し、東北・関東両森林管理局が設置した「朝日岳周辺森林生態系保護地域(仮称)設定委員会」の第三回会合が二十八日、山形市のあこや会館で開かれ、事務局側が保護地域に設定する区域を提示、大筋で委員の了承を得た。山形・新潟両県にまたがる約七万ヘクタールで、国内最大の規模となる。
新林生態系の厳正な維持を図る「保存地区」は大朝日岳、西朝日岳、寒江山、以東岳などを含む二万七千百八十八ヘクタール。これを取り囲むように、保存地区への外的影響が直接及ばないように、緩衝地帯として四万二千五十五ヘクタールの「保全利用地区」を設定する。
両地区を合わせた保護地域の面積は六万九千二百四十三ヘクタールで、現段階で国内で最も広い日高山脈中央部森林生態系保護地域(北海道)の六万六千三百五十三ヘクタールを約二千八百九十ヘクタール上回ることになる。
環境破壊を防ぐため、登山道以外の立ち入りが出来なくなることに対し、一部委員が「釣り人にとって減流域はあこがれの地で、協力と理解を得る方法を取り入れるべきだ」と反論。席上、県渓流釣り協議会の斎藤金也会長が山に親しむ機会を奪わないよう求める意見書を提出した。
区域については「朝日山系の重要な部分がほとんど含まれており評価する」「広大な地域を管理する施設が必要」「保存地区の面積を縮小し、釣りや鳥獣捕獲を許さないという強い決意があってもいい」「イヌワシが生息する金目川流域が保存地区でないのは疑問」などと、多様な意見が寄せられた。
事務局から名称案として@朝日連峰森林生態系保護地域A朝日岳周辺森林生態系保護地域B朝日山地森林生態系保護地域C朝日山系森林生態系保護地域−の四種類提示されたが、結論は持ち越した。
次回会合は十一月下旬から十二月上旬に開催予定で、委員の意見集約を図る予定。
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「森林生態系保護地域」に関する意見書提出のお願い |
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今「山形県渓流釣り協議会」が取り組んでいる問題で、朝日山地における「森林生態系保護地域」設定に伴い、釣り人の保存地区 27,188ヘクタールへの全面入山禁止設定を、関東・東北森林管理局が計画しています。
そこで下記をふまえて森林管理局への「意見書」提出をお願いいたします。森林管理局では山形県・新潟県の朝日山地 69,000ヘクタール(保存地区 27,188ヘクタール・保全利用地区は 42,055ヘクタール)に及ぶ範囲を生態系保護地域に指定し、学術研究目的以外は保存地域の全面入山禁止とする計画を進めています。
自然を守るための森林性体系保護地域に設定するのはなんら反対の意見もなく大変に喜ばしい事ですが、自然愛好家そして私達源流釣り愛好者までも排除する行政の考え。自然と触れ合えてこそ自然の大切さや学ぶものの多さ、また人間と自然の共存こそが真の営みと考えます。人間として自然との触れ合いが断たれるのは切ないものです。
再度の設定委員会が11月末に行われる予定です。同管理局では9月12日までは意見書はまだ届いていない、設定委員会で論議され、漁業権などの設定がない場合は保護の中心部(保存地区)等は入山禁止の措置が取られるという。
このまま意見書の提出がない場合や少数意見.の意見の場合、異議が無いものとして設定が一方的に行われ、釣り人の保存地区全面入山禁止となりかねない。
そこで皆様にお願いとして、関東・東北森林管理局にできるだけ多くの意見書を提出していただきたくお願い致します。また知り合いの釣り団体等に声を掛け意見書の提出をお願いしてください。内容としては「森林生態系保護地域」設定に関する意見書として、私達釣り愛好家は決して自然破壊はしていない(一部の不心得者がいることは否めないが、それは自然愛好家ではない)。また生態系を守り、マナーの向上を目指して活動している事を強く訴え、釣りに親しんでいる人を皆自然破壊者とみなして排除するやりかたは理解できない。釣りは古来から続いた文化です。人間排除の策はとらない配慮を策定するように意見書の提出を!!。
場所としては朝日山地の殆ど、慣れ親しんだ河川、八久和・岩屋沢上流部、泥又川、三面川・竹の沢、岩井又川、荒川上流部、湯井俣川等の朝日山地周辺の山河。 |
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意見書の送付先
〒010−8550 秋田市中通り5丁目9番16号
東北森林管理局計画課 宛 |
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