Others『天然林を環境省に移管する署名』の経過報告
「天然林を環境省に移管する署名」の経過報告


 

いつも大変お世話になっております。国有林内の天然林を環境省に移管するための請願および署名活動にご協力いただき心より感謝申し上げます。

 請願、署名活動の状況及び今後の活動予定についてご報告申し上げます。さて、10月818日にかけて、北海道釧路地域、檜山地域、青森県下北地域の国有林内の天然林の伐採状況について調査に行かせていただきました。いずれの箇所においても凄まじい自然破壊を確認することができました。1530年間隔に同一箇所を伐採するため主だった樹木はほとんど伐採されています。正にタコが自分の足を食べているとの喩がぴったり当てはまる状況でした。このまま伐採が続けば、日本の森林の原型は完全に消失してしまうのではないかと、極めて強い危機感に襲われました。貴重な天然林を、1日も早く環境省に移管し林野庁による伐採圧力から解放する必要性を痛感いたしました。今後ともご協力を心よりお願い申し上げます。

 

署名活動について

 

昨年12月から開始した、署名活動は、平成19年10月1日現在7万名を超すことができました。請願書提出時までには10万名を目指し、衆議院に5万名、参議院に5万名分を提出したいと思います。何卒、署名活動にさらなるご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

請願書の提出時期について】

 

現在衆議院については、1年以内に解散総選挙が実施される可能性があります。したがいまして、署名を添えた請願書提出は衆議院選挙後と考えております。

 

現在の活動状況について】

 

請願書を両院に提出する際には、紹介議員を募る必要があります。現在、事務局では署名活動及び伐採箇所の調査とともに、多くの議員さんに紹介議員になっていただくための、資料作成をすすめております。政争の具としないためにも、特定の政党へのアプロウーチは避けたいと考え、国会議員全員にその資料を配布する予定です。最後になりましたが、活動の報告が遅れましたことをお詫び申し上げます。日本の森を守るため全力を尽くしますので、今後ともご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

    

 日本の天然林を救う全国連絡会議 
                   事務局 長沼 勲 
                       渡部 康人

 




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