■源流の愉しさについて具体的に教えて下さい。
私が入会したころは会のホームページどころか携帯電話さえない時代。
大きな魚を沢山釣りたいがため一人での釣行や技術もありもしないのに源流へと足を運ぶようになりました。
そんなことを続けているうちに滝つぼに巻かれて出てこれなくなったり、高巻き中に上がるも下がるもできなくなり、 しばらく岩場にへばりついて長い時間、思案したりと何度か死の恐怖を味わいこんなことをしていたら本当に死んじ ゃうなと思い、どこかの会できちんと基礎を教えてもらわなくては言うのが入会のきっかけです。
当時は会への連絡手段も分かりませんでしたが、偶然会の源流部会を創設したNさんと三面小屋でお会いし、その 年のシーズン終了間際にガンガラシバナに連れて行っていただき翌年の総会で正式入会させていただきました
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正直、入会後も岩魚に対する釣欲も旺盛でしたが、先輩方や実際の現場での源流生活を続けているうちに大自然 、山菜、キノコ、仲間など違う楽しみも加わり、今では源流へ行ったならどんな楽しいことをしようかと言うことの方が優先になりました。
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